ドイツでおいしいコーヒーを買って飲む

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日本では紅茶もコーヒーも充実いていて、ドイツと比べると贅沢によりどりみどりで選び放題な気がします。ドイツでは高級な紅茶があまり飲まれていないので、他人の家では紅茶の品揃えが悪いことが多くて、自然とコーヒーを飲む機会が増えます。

ドイツ人はビールを沢山飲むといわれているけど実はコーヒーの消費量が多い、と語学コースで聞いたのに納得です。1日2杯~3杯は当たり前で1杯の分量も日本よりも多めです。自称コーヒー中毒、本当にこの人は中毒だと思う人もまわりに3人います。

コーヒー

コーヒーはイタリアが近い事もあって、イタリア人の経営するカフェやケーキ屋さんではイタリアのコーヒー豆でおいいいコーヒーが飲めたりもします。

カフェで飲むコーヒーならドイツのコーヒーもまあまあ。昔よく言っていた大学図書館のコーヒーも美味しかったです。(セルフサービスでしたがWMFのマシーンで豆も悪くなかった。)

自分でコーヒーを買って家で飲もうと思うとコーヒーも種類が沢山あるのでどれをどうやって淹れて飲むか、好みの味に出会うまで何年もかかりました。

ドイツのスーパーで売られているフィルターコーヒー用の豆は、すっぱくて薄くて美味しくない、と感じることがわたしは多かったです。過去形なのは、最近は好きな種類しか買わないから、そういう酸っぱいコーヒーをうっかり買うことがなくなったからです。

コーヒーの淹れかたの種類

コーヒー豆自体の味もそうですが、淹れ方も日本ではフィルターコーヒーが一般的ですが、ドイツはコーヒーマシーンやエスプレッソなどいろいろな方法が家庭でも浸透しています。

ドイツのコーヒーで有名なダルマイヤーのウェブサイトにコーヒーの淹れかたの種類を説明するのに便利な画像がありました。

Caffee-SYURUI-DOITSU
引用元:http://www.dallmayr.de/kaffee/sortiment-nach-zubereitung/

  • Filterkaffee(ドリップコーヒー)
  • Vollautomaten(全自動コーヒーメーカー)
  • Padmaschienen(パッド・コーヒー)
  • Kapselmaschienen(カプセルコーヒー)
  • Caffettiera(エスプレッソ)
  • Stempelkarren(フレンチプレス)

ダルマイヤーのコーヒーで選ぶなら、上記サイトからコーヒーの淹れ方に適した製品のパッケージが見られます。

家庭でもパッドコーヒーやカプセルコーヒーを使っているところもありますが、少数派でドリップコーヒーや、コーヒーメーカー、エスプレッソ、フレンチプレスがまわりではよく使われています。うちのようにドリップ、エスプレッソ、フレンチプレスといろんな方法を併用している方も多いはず。

会社では全自動のコーヒーメーカーを目にすることが多い気がします。

ドイツでもよく使われるフレンチプレス(French Press)

日本では飲んだことがなかったフレンチプレスのコーヒー。bodumに代表されるこういうタイプのコーヒーポットを見た事があるかと思います。IKEAにもフレンチプレス用のUPPETTHAというポットがあります。

bodumのポットが有名で、ドイツで見るのはほとんどがこれ。

友人宅で飲むフレンチ・プレスのコーヒーが失礼ながら正直あまり美味しいと思えなかったので長らく敬遠していましたが、たぶん使っていたコーヒー豆が好みじゃなかったんだと思います。好みの豆でフレンチプレスのコーヒーをいれてもらって、あまりの美味しさにそれ以来わたしもコーヒーの摂取量が増えてしまったぐらいです。

ドリップコーヒーと違って技も何もなくても、コーヒー豆と沸かしたてのお湯とフレンチプレス用のポットがあれば誰でも簡単。ポットにコーヒー豆を入れてドボドボと勢い良くお湯を注ぎ、3、4分まってフィルターをしたに押して下げれば出来上がり。20杯分とか作るのは嫌にやってくるかもだからポットに勝手に出来るフィルター式のコーヒーメーカーにお願いしたいけど、少人数なら実にお手軽。

フィルターコーヒーのせいで、コーヒー豆は泡まで全部下に落とすと美味しくないと思い込んでましたから、フレンチプレスの美味しさを知るまでにわたしの場合、時間がかかったみたいです。

ダルマイヤーのカフェインレスの豆をフレンチプレスで淹れると、言わないと誰もカフェインレスと気がつかないぐらいおいしいコーヒーができます。妊婦さんとか授乳中の方におすすめです。

フレンチプレス用のコーヒー豆

フレンチプレス用のコーヒー豆は粗めに挽きます。コーヒー専門店で豆を買う時に挽きかたを聞かれるかと思いますが、フレンチプレスで飲みたい場合には、für Drückerkanne, für bodum-Kanneとか、für French Pressとかでも通じます。スーパーなどで挽いて真空パックにして売られているコーヒーも普通にフレンチプレスで飲むとおいしいです。

フレンチプレスで使ったコーヒー豆の捨て方

コーヒーを淹れてそのあと片付けずにポットを2日ぐらい放置して乾いちゃった、なんていうときには生ゴミに捨てられるのでいいのですけど、それができない時は水を沢山いれて薄めて流してしまっています。(今までドイツで使っていた台所では詰まったことがないけど保証はできません。)寮などでもみんなそうやっていたのでたぶんドイツの配水管はそんな程度では詰まらないように出来ているのかな?と思っています。

日本のように水切りの三角コーナーや排水口の網なんかがあったら便利ですね。コーヒーはコンポストにも入れられますから家庭でコンポストを使っていたらそのまま入れられます。どうしても排水口に流すのが気になるのであればそれ用にコーヒーフィルターとドリッパーを用意してシンクの中でいちどフィルターでこして捨てればよいでしょう。1度に1枚フィルターを使わなくてもゴミ用ならフィルターは破れるまで使えます。

ドリップコーヒー(Filterkaffee)

フィルターを使うドリップコーヒーもドイツではよく飲まれています。午後のケーキの時間などには自宅でも高級なコーヒーメーカーで濃厚なコーヒーやエスプレッソを飲む人でも、朝はドリップコーヒーをポットにいれて飲むのが習慣、ということもよくあります。

コーヒーフィルターはスーパーやdmなどのドラッグストアで各種売られていて、Melittaは高めですが自社ブランドのフィルターは安いです。自社ブランドフィルターは安いですが、高いものとの差はわたしはまったく分かりませんからdmかスーパーの自社ブランドのフィルターを使っています。

ドリッパーもスーパーで食器やお菓子作りの道具売り場で売られています。食器や台所用品の専門店と、コーヒー専門店にもあります。日本でよくある陶器のドリッパー以外にプラスチックのドリッパーをよく見ます。うちも陶器のが割れてしまってその後はスーパーで買った安っぽいプラスチックですが、軽いし割れないし意外と便利です。ガラスポットの上に乗せて使うのに軽さが良い感じなので、見た目の安っぽさに耐えられる人にならおすすめできます。プラスチックは透明タイプと黒や青の不透明タイプがありますが、透明のよりは黒などの不透明のほうが丈夫です。透明タイプは学生寮暮らしの時に共同で使っていたことがありますが、割れやすいです。

コーヒーメーカーも日本でよくあるようなフィルターコーヒー用のものが沢山売られていて、安いものから高価なものまで色々選べます。ドイツの若者が一人暮らしをはじめる、という時には湯沸しポットとトースターとコーヒーメーカーを真っ先に用意するんじゃないかというぐらいドイツ人に必須の家電だと思います。

コーヒーフィルターも注意深く選ぶ理由

日本でフィルター選びを失敗した、と思った経験は一度もないのですが、ドイツでは何度かあります。どう失敗するかというと、コーヒーがなかなか落ちてこない。要するにフィルターの目が詰まってしまって、お湯が冷めるぐらいゆっくりしかコーヒーがフィルターを通って落ちてこないんです。

これはコーヒー豆の挽き方とフィルターの目の状態の組み合わせによると思われますが、スーパーの独自ブランドの安いフィルターと、ダルマイヤーのカフェインレスコーヒーの組み合わせがいちばんひどかった。

なので、コーヒーフィルターは少々高くても最近はだいじょうぶだったものだけをリピートしています。

エスプレッソ(Espresso)

エスプレッソコーヒーもわりと普通に家で飲まれることが多いコーヒーです。朝からエスプレッソという人はあまりいませんが、昼食の後のコーヒーはエスプレッソという人が多くて、男性も女性も砂糖をスプーンに1杯~2杯とたっぷり入れて飲むのが普通です。レモンとお酒を絞ったりすることもあるし、泡立てたミルクに入れてラテ・マキアートを作るのも自宅でやることがあります。

家庭でコーヒー用ミルクを泡立てるならMilchschäumerが必須。カフェで飲むようなふんわりとした泡を作るのなら蓋にピストンタイプの泡立て機能が付いたタイプがおススメです。カチャカチャと上下に動かさないといけないので少々手が疲れますが、決めの細かいふんわりとした美味しい泡ができます。ミルクの泡を作る機械よりもよい泡ができる気がします。

エスプレッソメーカー(Espressomaschine)も普通に家庭にある家が多いし、学生や若い人たちが一緒に暮らすWGなどでは台所に大小のエスプレッソメーカーが並んでいるのも普通の光景です。火にかけて熱するタイプのエスプレッソメーカー以外にも、高級コーヒーメーカーも普通のコーヒーとエスプレッソが両方作れるタイプを使っている家庭が多いです。

日本のコーヒー豆との違い

ドイツに来てすぐには、日本のコーヒー豆でつくるコーヒーのような味になかなか出会うことができず、水臭いとか、酸っぱいとか、なかなか好みのコーヒーを自宅で飲めるようになるまで苦労する方は多いみたいです。

アメリカンコーヒーほどではありませんが、ドイツの普通のコーヒーは日本より薄めのことが多い気がします。

なにを飲んでも美味しいと感じないので、結局、日本のお気に入りのコーヒーを定期的に取り寄せているという人もいます。重いものではありませんから送るのも持ってくるのもそれほど大変ではありませんし。

豆の種類と焙煎方法が違うせいかなという気がしますが、それに加えてたぶん水質の違いもあって、日本のコーヒーのような味が出にくいのではないかと思います。

でもドイツのコーヒーもいろいろ種類があるので好みの豆と挽き方と作り方を探して色々試してみるのも楽しいですよ。

日本の行きつけのコーヒー屋さんの話では、日本人はコーヒーにもこだわるし、コーヒーにお金を出すので、世界的に見ても質のよいコーヒー豆が日本に沢山入ってくるのだと言っていました。

ドイツにも昔から豆の焙煎などもやっているコーヒー専門店があって、そういうお店で挽いてもらって買うコーヒーはとても美味しいです。

スーパーで買うコーヒーとしては、DallmeyerとかTchiboの少し高級なタイプが気に入っています。同じブランドでも、味がぜんぜん違います。

ドイツのどこのスーパーにも売っているMelittaのコーヒー豆は苦手です。ドイツで暮らし始めていちばん最初にこのコーヒーを自分で作って飲んだときの衝撃はいまも覚えています。とにかく酸っぱい。(当時はそれしか知らなかったのでフィルターコーヒーとして飲んだけど、もしかしたら他の淹れ方をすればよかったのかもしれません。)

エスプレッソ用の豆はLavazzaがいちばん普通にスーパーで売られているのですが、同じくイタリアのillyのほうが好きです。illyは行きつけのスーパーはどこも扱っていません。でも、イタリア人のカフェでいろんな種類を売っているし、ドラッグストアとオモチャ化粧品などを扱っているMüllerで缶に入ったillyのエスプレッソ用コーヒー豆は9ユーロ弱で売られています。種類は1種類だけですが、挽いたものと豆両方が手に入ります。

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