日本の顔文字は”外国人”には必ずしも通じない

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しばらく前になりますが、ドイツ人の友人から突然メールで、これは一体どういう意味?と日本人が普通に使う顔文字が送られてきました。スマホの絵文字、顔文字は使いますが、メールでは日本の顔文字はわたしは普段一切使いません。でも、それぞれの顔文字がどういう感情を表しているのかぐらいは見ればだいたい理解できます。でも彼女は意味どころか何を表しているのかも分からなかったのです。これは正直驚きました。

ドイツで使われる顔文字

わたしの友人である現在30歳~45歳ぐらいのドイツ人たちは元々あまり顔文字は少なめです。WhatsAppでやりとりしていると、スマイリーとかお花ぐらいは使いますが、メールでやりとりをしていると、プライベートであっても顔文字を使う人は少ない印象があります。(現在の10代20代の事情は知りませんが・・・)

顔文字や絵文字として使うものは英語圏で使うものと同じく、日本のように文字と同じ向きでなく、顔は横向き。ドイツ人の友人とやりとりしていて受け取るのはこのぐらいでしょうか。

  • <3 ハート
  • 🙂 スマイル
  • 😀 笑う
  • thx ありがとう(Thanks)
  • N8 おやすみ(Gute Nacht)

LOL(lol), xoxoなんかをInstagramのコメントとかで使う人もいますが、普通のメールやチャットでは使いません。

これで見ると最初のハート、とかN8なんかは知らないと全く意味が分からないというのが分かると思います。同じように日本の顔文字も見方自体が分からないと、意味不明に見える、、ということですね。

日本の顔文字(絵文字)は特殊

日本人でもわたしがメールをやりとりするのはいちばん若くて20代後半~30歳前半。あとは40代~60代になります。

(*^_^*)ぐらいの顔文字は日本人とメールをやりとりしていると、プライベートではよく使われていますよね。さらには、(゜-Å)とか、(。´-д-)とか、日本語環境なら携帯でも普通に変換候補に表示されるので、使いませんが自分が受け取ることはあります。

この顔のラインをカッコで表現した日本タイプの顔文字が普通のドイツ人には何を意味しているのか全くわからないようです。

一体これは何を意味しているのかしら?

日本のこのような顔文字を受取って、ネットで調べてみたけれどさっぱりわからない。

見た事がなくても、見れば顔の表情を表しているぐらいは分かるんじゃないかと思っていましたが、そのように見る、という考えがなければ全く分からないというのがわたしには意外でした。

日本通で、日本人とのコンタクトがある、というドイツ人ならそれなりに分かるのでしょうが、彼女の場合は職場の同僚の日本人がプライベートなやりとりをした時に、英語と日本の顔文字交じりのメールを受取って、意味がわからず困ったそうです。

ドイツで暮らしている人も、暮らしていない人も、外国人のお友達ができてメールやチャットなどでやり取りする場合には、日本の顔文字が世界標準ではない、ということをお忘れなく。

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