赤毛という髪の毛の色は、外国で嫌われているって本当?

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昔赤毛の人たちが魔女狩りの犠牲になった、なんていう物騒な話もある赤毛。たいていの日本人は「赤毛のアン」で知っているのではないでしょうか。赤毛のアンでも赤毛のせいでからかわれたり、子供たちの悩み種となる髪の毛の色として描かれています。少女たちのあこがれ、「長くつしたのピッピ」も赤毛の女の子。ドイツでも赤毛という髪の毛の色は珍しく、目立つのですこし特別です。

赤毛といわれる髪の毛はどんな色なのか

日本人には白髪以外には黒と黒に近いブラウンの髪色普通なので、いろんな髪の色についてはその感覚がよく分かりません。一般的な日本人にはどんな色が金髪で、どんな色が赤毛なのかよく分からない人が多いようです。

実際にわたしのまわりの日本人に聞いてみると、金髪と思う髪の色には明るめのブラウンだったり、赤毛も含まれていたりします。

赤毛という髪の毛の色

たとえば、この女の子の髪の色は赤毛です。黄金色なので日本人には金髪に見えるという人がいるかもしれませんが、これは立派な赤毛。赤毛にも色々あって、この色はブラウンが強くて若干オレンジ 色が薄めに見えます。たぶん、太陽に当たるともっとオレンジ色に見えてとても綺麗です。

赤毛にもバリエーションがあって、金髪に近いけど赤毛気味の人とか、ブラウンに近いけど赤毛気味の人とか、本当にオレンジ色の人とか、さまざま。

両親が赤毛でなくても赤毛の子は生まれる

赤毛の遺伝子は金髪やブラウンの髪の人にも入っている可能性があるので、親が赤毛でないカップルからきょうだいで赤毛の子供が生まれることもあります。実際にきょうだいでふたり、見事に同じ色の赤毛という人たちをわたしは二組知っています。

赤毛の人の子供に同じ色が出るかと言うと、赤毛の親に赤毛の子というわけでもないみたいです。赤毛の子供を連れている親にはあまり赤毛の人はいません。(大人になって髪の色が濃くなっているのかもしれませんが。)

イギリス王室のヘンリー王子も赤毛ですが、赤毛でない親から赤毛の人が生まれることは遺伝的に見ておかしいことではありません。先祖をたどると必ずどこかに赤毛の人がいるはずです。

赤毛の人は数が少ない

ドイツ人は子供の頃は金髪でも、ほとんどの人が大人になると濃いブロンドからブラウンになる人がほとんどです。明るい金髪のままの人もいますし、ほぼ黒に近い色になる人もいます。大人でいちばん多い髪の毛のカラー(地毛の色)はブラウンとダークブロンドだと思います。

子供の頃に赤毛だった人も大人になると赤毛というよりはブラウンになる人もいます。赤毛の子供は金髪やブラウンの髪の子供に比べると数が少ないのですが、近所の子供たちを見ていると数人は見かけるので極端に少ないというわけではありません。統計を見ても、ドイツでは人口の2%が赤毛だそうですから、だいたい50人に1人の割合となります。赤毛の人は珍しいのでそれだけでかなり目立ちます。

参照:”http://www.welt.de/lifestyle/article9849614/Wie-anders-es-ist-als-Rothaarige-zu-leben.html

赤毛はヨーロッパでは嫌われる?

ドイツで長く暮らしていますし、学生もやって仕事もしていましたから、ドイツ人との付き合いはドイツ人並みにありました。赤毛を自慢にしている、好き、という人もいます が、彼氏彼女に赤毛の人はちょっと、とはっきりと嫌がる人もいて、少々好き嫌いが分かれる髪の色ではあるようです。

赤毛という髪の色

髪の色だけでなく赤毛の人は肌の色も白というか青白いことが多くて、そばかすが多いなどすこし独特の特徴がありますから。おそらく金髪が好きとか黒髪が好きとかそういうのと似たような感じです。

ドイツ語のフォーラムなどでは、赤毛の子だけは嫌、って言ってたのに子供が赤毛だった。でもこの赤毛がとても可愛くて大好き!みたいな書き込みが沢山あります。生まれてすぐは予想外の赤毛の赤ちゃんにおどろいたりもするけれど、すぐに見慣れて可愛くて赤毛なんて気にならないし、むしろ赤毛がお気に入りっていう感じになっている人が多いみたいです。

ドイツ人の相方やまわりの人たちに聞いても、赤毛だからいじめられるということもないし、赤毛だから特に嫌われるっていうことはないと思う、と言います。赤毛のアンのイメージからもそうですが、ヨーロッパやアメリカでは赤毛が嫌われる、という話を聞いたことがある人も多いと思いますが、わたしがドイツで生活している限り、赤毛の人が嫌われたり劣等感を持っているという印象はありません。

わたしが知っている赤毛のドイツ人たちは、赤毛に悩むどころか、大人も子供も男性も女性も目立つゴージャスな赤毛を自慢にしているような人が多く、みなさん自信たっぷりです。実際、黄金色の髪の毛と透き通った白い肌の組み合わせは綺麗だと思います。

独特の雰囲気がある赤毛の人

髪の色だけでなく、赤毛の人は全体的に色素が薄いので、 肌も白っぽく、そばかすが多かったり、目がブルーやグリーンだったりしてある種独特の雰囲気がある人が多いです。ブラウンの瞳の人もいますが、ほぼ確実に肌は色白です。ブロンドの人もまつ毛はブラウンが多いけど、まつ毛も 白っぽかったりして、化粧をしない男性だと特に目立ちます。

先にも少し書きましたが、西洋人の赤ちゃんの髪の毛や目の色は成長とともに変化することが多いので、赤ちゃんの頃はオレンジ色が強くて赤毛気味でも、その後ダークブロンドっぽくなったり、ブラウンが強くなる子もいます。

オランダ人やアイルランド人に赤毛が多い?

アイルランド人には赤毛の人が多い、といわれますが実際にアイルランドのダブリンに旅行で1週間ほど滞在した時はそれほど赤毛の人は目立ちませんでした。アイルランド内でも地域差もあるのかもしれませんね。

オランダ人も赤毛のイメージがありますが、こちらは実際に多いのではないでしょうか。ドイツのオランダ人のイメージも赤毛だそうです。(ドイツとオランダはお互い冗談交じりに、半ば真剣に罵り合っている感じの間柄。)知人のオランダ人女性はまさにイメージ通りのオランダ人です。大柄で赤毛でグリーンの目をしていて、オレンジ色が似合います。

オランダで2005年からはじまった赤毛の人が集まるお祭りは、年々大きくなって、昨年は5000人の赤毛の人たちが集合したそうです。

日本人と外国人の子供に赤毛の確立はあるか

別記事でハーフの子供の目と髪の毛の色について書きましたが、ハーフの子は普通は金髪と青い目にならない確率が非常に高いです。赤毛も色素が薄い人たちに出る髪の毛の色なので、アジア人と白人の子供であっても、赤毛の子が生まれる確立は非常に低いと思われます。

あまり親しくないのに髪や肌の色を話題にするのは危険

いくら綺麗だと思ったからといって、あまり親しくない外国人との会話で、髪の毛や肌の色を話題にするのは危険です。特にドイツ語があまりできないのに、そういったことを話題にしてしまうと嫌な雰囲気になったときに上手にフォローすらできません。

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