子供を連れて肉屋さんで買い物をすると、ハムとかソーセージとかをくれるのがドイツでは普通じゃないですか?地方によって違うのかな?うちの子は生後6ヶ月くらいのときに連れていたらハムいる?とか聞かれて、「まだ食べられません」って断ったけど、後から考えたら「ハイ」ってもらってわたしが食べとけばよかった、とかいまだに失敗した~と思い出すんです。
おやつをもらえる年齢って上は何歳くらいなのかよくわかりませんが、歩けるようになった頃からもらうようになりました。いちばんよくもらうのはお肉屋さんです。パン屋さんでもクッキーをくれたり、子供用の小さなパンをくれたりするところもあります。でもパン屋さんが子供にタダで物をくれるのはどちらかというと珍しいのかな。
パンをくれるパン屋さんでは、子供に食べさせるためにブレッツエルを買ったのに、子供用のパンもらっちゃったからいらないや、みたいなこともあるんですけど、それはそれで嬉しいですね。
子供たちはとにかくこのおやつをとても楽しみにしています。dmのレジでもブドウ糖を固めたものをくれるので、うちの幼稚園児はそれ目当てにイソイソとレジに物を並べたりしてお手伝いしてくれます。自分からくれない人には恥ずかしくて自分でちょうだいっていえないからママ、ちょうだいって言って、ってなっちゃうんですけどね。言ったら普通はくれます。
ちょっとしたサービスなんですけど、子供を連れていると何かをもらえるというのは、子連れで出かけてがんばってるね、って言われてるみたいで好きなんです。もらうのは子供だけなんですけどね。
一度、3歳の子を連れてお肉屋さんでもらったソーセージを食べながら歩いていったら、それをドロドロの地面に落としてしまって子供がぎゃんぎゃん泣いてしまったことがありました。どうやっても泣き止まないから仕方なくお肉屋さんに戻って、もらったのと同じものを買おうとしたら、「あげるよ、だいじょうぶ」ってまたくれたこともありましたね。
サービスではあまり評判のよくないことが多いドイツですが、こういういいところもあります。
コメント
私もずっと同じことを思っていました!
初めてドイツを訪れたのが4年前。1歳の長男にパン屋さんがクッキーやクロワッサンをくれました。
お肉屋さんではソーセージ。雑貨屋さんではグミ。このやり取りが懐かしいです。
私が子供の頃、近所の個人店に一人で買い物に行くとご褒美として駄菓子をくれました。
今の日本ではなかなかない光景ですね。
個人主義な国で冷たく感じることが多いですが、子連れ・子供への優しさは日本よりドイツが圧倒的に素晴らしいですね。
ドイツではサービスは期待できない、って思っているからなおさら嬉しいですよね。
ベビーカーで小さな子連れで出かけても困っていると若い人でもさっと手伝ってくれたりするし、小さな子供と出かけるのは東京よりもずっと楽。難を言えばトイレが少ないので知らない街だとすごい焦ります。
そういえばわたしも子供の頃、買い物についていってちょっとしたおまけをもらうのが好きでした。そんなことがあったことすらすっかり忘れていました。