から揚げを作る時に使う鶏肉の入手方法

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日本でどこにでも売っている骨を取ったから揚げ用の鶏肉。ドイツではなかなか見つからなくないですか?がんばって探せば、実はパック入りでスーパーに売られていることもあります。でも売っていないスーパーのほうが多いみたいです。たまたまあっても次行ったらもうない、とか。それでは献立の予定が立てられません。

これは鶏の挽肉も同じで、ドイツの普通のスーパーでは難易度が高いというか、入手困難な食材です。(これもある時にはディスカウントスーパーでもあったりします。)

日本のとりのから揚げ

ドイツ人が集まるパーティーなどで持ち寄りのときに鶏肉のから揚げは人気なので、学生時代にバイトで日本料理店の臨時手伝いをしたときには、手羽を手羽元と手羽先に切ってから揚げにしていました。日本から母が来たときは、豪快に骨ごと鶏肉のモモ肉をぶつ切りにして骨のまま揚げてくれました。おいしいんだけど食べにくいし、自分ではあまりやりたくない。

骨なしでモモ肉のから揚げを作る時は、自分で骨付きの鶏モモ肉を買って来て骨を取るというのをわたしもやってみましたが、時間がかかってとても面倒。あるときお肉屋さんでふと思いついて聞いてみたら、なんてことはない、目の前でささ、っとナイフで器用に鶏のモモ肉の骨と肉を解体してくれました。さすがプロ。自分でやるのとぜんぜん違う!!あっという間でした。

一度だけ真似して家で自分でもやってみましたが、ナイフの切れ味も違うし、場数も違うし、それ以後いつもお肉屋さんに頼むことにしてます。お肉屋さんのおじさんがやると、ひとつの骨つき肉の骨を取るのに10秒くらいしかかからない。お見事!

骨を取ってもらった鶏肉は、家で好きなサイズに切って、ふつうにから揚げ用お肉のできあがり。いままでの苦労は一体なんだったんだ。

お肉屋さんで頼んだのは、”Hühnerkeulen ohne Knochen”です。

うちの行きつけのお肉屋さんでは、”Hühnerkeulen”は骨付きの鶏モモ肉で、量り売りです。その骨付きの状態のもので量り売りで、骨無しをお願いすると先に骨付きの状態ではかりにのせて値段を計算して、その後で解体してくれます。骨も持っていきますか?と言われるのでほしければ持って帰ります。上手に切ってくれるから、骨には肉はほとんど付いていませんでした。結局そのまま捨てるだけだったので、もらって帰らなければよかったです。

自分で骨つきの鶏モモ肉を解体(2020.4.28追記)

新型コロナで自宅に篭り気味で、わざわざお肉屋に行くのが面倒なのに子供が唐揚げが食べたい!というので再度鶏肉の骨付きモモ肉の解体に挑戦。

今回は予めYouTubeで骨付き肉の解体方法をいくつか見て研究してからやってみたら、意外と上手に手早くできました。

ポイントは、よく切れるキッチンハサミを使うこと。

お肉屋さんの包丁のようになぞればすぱっと切れる小型のナイフがあれば、たぶんそれでも上手にできる気がしますが、あいにくうちの小型ナイフはいくら研いでもそこまで切れ味が鋭くなりません。でもキッチンハサミなら簡単。

面倒といえばそりゃあ肉屋さんに骨を取ってもらうよりは面倒だけど、唐揚げ、ああ嫌だと思うほどは大変じゃありませんでした。大体うちの家族に満足いくまで食べさせようと思うと、骨付きモモ肉1.5kg必要なので6〜7本解体するので面倒なんです。唐揚げだけにその後揚げないといけませんしね。

少食のご一家ならたぶん自分でやってもそれほど大変じゃないと思います。

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