ドイツ語キーボード

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ドイツに来たとき、日本語環境のパソコンに慣れているとけっこう大変なのが、ドイツ語の入力。日本語ノートパソコンを日本から持ってきた場合、英語と日本語の切り替えくらいなら比較的簡単ですが、ドイツ語と日本語キーボードは違いが多いので、なにかと面倒です。日本語を打つのには日本語キーボードがやはり一番なので、日本語メインなら日本語キーボードが断然快適ですが、簡単に切り替えられる英語と違って、ドイツ語を打つときはドイツ語キーボードが便利です。

最近はドイツ語を使うことのほうが多いので、わたしはドイツのパソコンに買い換えてしまいました。日本語キーボードは記号も含めて大体覚えているので、ドイツ語キーボードのほうが今は楽です。

ドイツ語キーボード攻略のポイント

ノートパソコンやデスクトップの日本語キーボードでドイツ語を打つ場合を考えてお話します。ドイツ語を日本語キーボードで入力するとき、キーボードそのものがドイツ語ならそれほど困らないのですが、あまり使わないウムラウトやエスツェット、さらに@マークやスラッシュ、アンダーバーなどが見つからなくて困る事があります。

日本語環境なら日本語でタイプしたり、変換してみたりしても出てくるし、どうしても出てこない場合はネットでドイツ語サイトを探してコピペという手もあります。ドイツでは大学や職場にあるものは当然ながらドイツ語キーボードが多くて、英語のも環境によってはあります。日本語は・・・日本から持ってきたらそうですよね。

日本のパソコンの設定でドイツ語キーボードに変更しても、キーボード自体の印字はそのままなので、どのキーでどの文字や記号が出るのかは調べないと分からない。いちいち探してタイプするのが大きなストレスになるので、わたしは以前日本のパソコンを使っていたときは、ドイツ語配列を紙に印刷して机の前に張ってありました。アナログですがこれがけっこう便利だったりします。

(日本語やその他のパソコンでもドイツ語キーボードの設定はできるのが普通です。設定方法は他に説明しているサイトが沢山あるので検索でお調べください。印刷に適したキーボード配列表も同じくネットに沢山出回っています。)

ドイツ語キーボード配列

実際のドイツ語キーボードを見てみましょう。どちらもかなり古いパソコンですが、ドイツ語キーボードのMacとWindowsPCのノートパソコンのものです。

日本語英語のキーボードは最低限アルファベットの配列は同じです。でもドイツ語はそれと比較すると、YとZが入れ替わっているという日本人としては信じられない配列となっています。

あとはドイツ語の特殊文字、ウムラウト(ÄäÖöÜü)とエスツェット(ß)も困ります。ドイツ語キーボードじゃないパソコンでタイプすると、なんとなく場所は分かっているのにÖÜÄを探りながらタイプするので、わたしはとてもイライラします。よく使うんだから覚えればいいんですけど、なぜ覚えられないのか不思議なくらい覚えられません。

よく使う記号で困るのが@マークじゃないでしょうか。MacとWindowsキーボードでは同じドイツ語でも@の位置が違います。英語とも違うのでかなり手ごわいです。どうしても出せないときはコピペでいいんですけど、それもなんだか悔しいのはわたしだけでしょうか。

マックドイツ語キーボード配列

Macのドイツ語キーボード

Windowsドイツ語キーボード配列

Windows PCのドイツ語キーボード

最初にも書きましたが、日本語キーボードでドイツ語を打つよりも、ドイツ語キーボードで日本語を打つほうがわたしはストレスを感じずにタイプできるので、ドイツ語キーボードに乗り換えて、どうして早くこうしなかったんだろうと思いました。でも長年これだけは譲れない、と日本語キーボードにこだわっていたんです。

個人的な感想ですけど、日本語だけじゃなく、ドイツ語をタイプすることが多いならドイツ語キーボードはとても打ちやすいと思います。

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