Bioのレモンは無農薬?皮を使っても問題ない?

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昔まだBio食品がそれほど出回っていない時期には、レモン(Zitrone)は普通にネットに入って売られている、どう見ても農薬がかかっているっぽいレモンと、1個売りで”unbehandelt”と値段表示の札のところに書かれたレモンがありました。

レモンの皮を削ってケーキに入れたりするときは、この”unbehandelt”のレモンを買って使っていたのですが、”Bioレモン”が売られるようになってから、この”unbehandelt”表示が見られなくなってしまいました。

オーガニックは無農薬か

ドイツで暮らしていると知らない方は少ないかもしれませんが、Bioというのは、ドイツ語でオーガニック。有機栽培の食品のことです。

ネット入りBioレモンのタグを、何度も何度も、細かい文字までよおく読んで探してみても、わたしが見たい”unbehandelt”の言葉はどこにも見当たりません。

Bioと書いてあるということは、栽培中も、収穫後も科学薬品は使われていないという気もしますが、Bioの規格自体がよく分からないため確信が持てませんでした。

一体このBioレモンの皮は食べても安全なんでしょうか?

勇気を出してインフォメーションで聞いてみた

スーパーの売り場で働いているおじちゃん、おばちゃんは、仮に答えをもらったとしても、ちっとも信用できない(ごめんなさい)ので、ある日、どうしても確認したくてインフォメーションのおばちゃんが優しそうな人のときに尋ねてみました。

「最近、”無農薬レモン(Unbehandelte Zitrone)”って売り場にないんですけど、”Bioレモン”が無農薬ってことでしょうか?皮は使っても大丈夫なんですか?」

「Bioのレモンなら皮まで使ってもらってもだいじょうぶです。普通のレモンは、私だったら皮は使いたくないです。」

「どうもありがとう」

これを聞いたのは、もう大分前のこと。何か疑問を感じたら、すぐにインターネットという少し前のことです。

インターネットで調べてみても

改めてドイツ語サイトで調べてみると、どこのサイトにも、Bioレモンの皮は、無農薬レモンなので使っても問題ないと書かれています。ただし、他の食品と同じく、周りの汚れが付着している可能性があるので、レモンの皮を使いたい場合は、Bioでもしっかり洗ってからお使いください、と書かれているサイトもありました。

当たり前では?と思いますが、ちゃんと教えてくれて親切ですね。ということで、ドイツでレモンの皮を使いたいときには、Bioレモンの皮をしっかり水で洗って使えば安全、ということです。

日本の国産無農薬レモンは高くてびっくりするようなお値段ですが、ドイツのスーパーで普通に売られているBioレモンは比較的安いと思います。もちろん、買うお店にもよりますけど。

皮をお菓子に使うなら、お菓子コーナーにレモンの皮も売っている

ということで、それ以来安心してBIOレモンの皮をクッキーやケーキに削って入れて使っています。うちの家族はレモン味が好きなので、よく焼くんです。

でもうっかりレモンを切らしていた!というときは、製菓用レモンの皮が売られています。お菓子作りの材料全般に言えることですが、ドイツはこういう食品が本当に安いです。

ここで気をつけなければいけないのは、AROMA(香料)です。Geriebene Zitronenschale(レモンの皮すりおろし)と書かれているので、レモンそのものなのかと思うと、しっかり香料が入っていて、ケーキに入れると安っぽい売り物のケーキみたいな味になってしまいました。

まだ手をだしたことはありませんが、砂糖とレモンの香料を混ぜたものも製菓用品の香料のところで売られています。(オレンジもある)

某有名メーカーのレモンの皮がダメだったので、もうひとつ別の会社のレモンの皮を購入しました。まだ試していないのですが、これがよければここでご紹介したいと思います。お楽しみに。

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