2ユーロ記念硬貨:ドイツ滞在や旅行のお楽しみ

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EU国内でユーロを採用している国は、それぞれ独自のデザインでユーロ硬貨を発行しているので、1ユーロ硬貨、2ユーロ硬貨、50セント、20セント等々全ての硬貨にいろんな国発行のものがあります。

ユーロ硬貨EU各国

そのなかでも2ユーロ硬貨は記念硬貨が発行されるので、少し特別。ドイツで暮らしていて少し2ユーロ硬貨を気をつけて見ていると、イタリア、フランス、スペインなど他のユーロ圏の通常の硬貨以外に珍しい2ユーロ硬貨がかなりな割合で混じっていることに気がつくかと思います。

実は、ドイツは2ユーロ記念硬貨の発行枚数がとても多いので、記念硬貨が普通に流通している割合が高いのです。わたしは硬貨の模様が好きなので、おつりでまわってきた硬貨で珍しい硬貨を集めていて、2ユーロ記念硬貨が多いことに気がつきました。

日本語版のウィキペディアにも2ユーロ硬貨についての記述がありますが、あまり興味がある人がいないようで、古いデータしかありません。ドイツ語がわからなくても、ドイツ語を見ると、2ユーロ記念硬貨の画像つきの詳細な情報があります。

https://de.wikipedia.org/wiki/2-Euro-Gedenkm%C3%BCnzen

それによりますと、ドイツは2ユーロ硬貨における記念硬貨の割合が8.62%。他のEU諸国の割合と比べてもダントツです。だからわりと普通に記念硬貨がまわってくるのですね。次はイタリア、スペインの順で記念硬貨の割合が高くなっていますが、イタリア3.1%、スペイン1.12%なのでドイツは格段に記念硬貨の割合が高いです。

EU各国の2ユーロ記念硬貨

さらにWikipediaドイツ語版の下のほうを見てみますと、今までに発行された2ユーロ記念硬貨が発行国、発行枚数など年代順に画像と一緒に紹介されています。自分のところにめぐってきた2ユーロ記念硬貨が何年発行なのかな、なんて調べることができます。

記念硬貨と分かるようになるには、他のEU諸国の硬貨のデザインを知っていないと分からないのですが、ドイツ国内で流通している一般硬貨の種類はそれほど多くないのでわりとすぐに覚えられます。かなり地味~な趣味ですが、わたしは2ユーロ硬貨のチェックをドイツ暮らしのひそかな楽しみにしています。

2016-01-17-16-40-33

ドイツ各州の名所シリーズ、というのかどうかはしりませんが日本人にも大人気の観光地、バイエルン州のノイシュバンシュタイン城やケルンの大聖堂なんかも2ユーロ記念コインとしてわりと普通に出回っているので旅行の記念やお土産にもいいかもしれません。(上の画像の左下がノイシュバンシュタイン城、右下がケルンの大聖堂です。)

記念硬貨集めと記念切手集めって日本でも古銭と記念切手を扱うお店が昔あったような気がするので同じ人たちがやってる?と思うのですが、わたしはドイツの記念切手も好きです。といっても収集ではなく使うために記念切手を年に2回ぐらい買っています。ドイツの記念切手のお話はまた別エントリーで。

ドイツの紙幣や硬貨などのお金事情についてはユーロ札とユーロコイン:ドイツ生活のなかで実際に使うお金という記事を書きました。

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