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ベルリンに行かなくてもドイツでユニクロ
2014年にベルリンにユニクロがオープンしたらしい、というニュースが在独邦人の間に流れました。でもベルリンなんて行くついでもないし、とか、どうせサイズが大きくて買い物できないわよ、割高らしいわよ、とかまわりでは言われていました。結局1年以上ベルリンに行く用事はなくてドイツ国内の店舗には行けていません。
でも今年になってなんとオンラインショップがオープンしているという話が耳に入ってきました。ドイツでユニクロを普通にオンラインで注文できる!オンラインならサイズも充実しているだろうし、キッズとかベビーもあるはず。
見慣れたユニクロのサイト、ユニクロの製品が!ドイツでユニクロをオンラインショッピングできる日がくるなんて。
ということで、オンラインショップを見てみましたが、日本人としては少々がっかりなドイツのユニクロオンラインショップでした。
お馴染みのサイズがどれなのかわからない
日本のユニクロならば、サイズは試着しなくても検討がつけやすい。婦人服ならSMLとかだし、スカートだって61センチとか63センチとか。キッズとベビー服もSMLとか80、90、100とかですよね。
それがドイツのユニクロは違いました。
この画像でお分かりいただけるでしょうか。キッズとベビーまさかの年齢&月齢表記。このドイツで年齢表記ですよ、奥様。サイトの見づらさもありましたが、ここでまず一気にテンション下がりました。
でもね、キッズはこのサイズ表を見れば分かります。身長105-115っていうのが日本の110、115-125っていうのが日本の120。つまり110が3-4歳、120が5-6歳、130が7-8歳って具合です。
これが婦人服になると、、、
ふ ざ け ん な、さっぱりわからんっ!!!
胸囲を比べてみた限り、たぶん日本SがドイツのXSで、日本MがドイツのSで、という具合にずれていると想像しますが、なぜか数字がぜんぜんちがう。製品が海外規格なんでしょうか?日本のと比べると腕がやたらと長かったりもするんでしょうか?
腕の長さとかも書いてあるみたいなのですが、この表だけでもうすっかりやる気が失せたので買い物するときはぜひ自分で表と格闘してみてください。
値段は日本と比べて割高
ユーロのレートもあるのでその時々で価格のイメージは変わるかと思いますが、わたしがいま見てみたところではドイツのユニクロは日本のユニクロに比べて2割ほど割高なイメージです。セール価格でも定価でも2割高という印象。
価格的にはドイツH&Mと比べてもドイツユニクロが全体的に高め。質の良さを考えればそれでも価値はあるかもしれないけど、ユニクロ子供服のアウターはドイツの日常着には防水や暴風や強度の面で完全に不足。お出かけ着として特別な時に着るか、幼稚園まで着て行って着替えるしかありません。森に行く、雨でも雪でも外で遊ぶドイツの幼稚園がハードすぎるのかもしれませんが、雨が降ったら外で遊ばない日本の子供とは少々事情が違います。・・・脱線しました。
日本のユニクロは、この品質なのにこの値段、というのが最大の魅力だけに、体感2割高のドイツユニクロで服を買うのはやはりいまひとつテンションが上がりません。
ドイツと日本のユニクロオンラインショップ比較のまとめ
結局、日本に行ったとき、誰かが行く時、家族が送ってくれる、転送サービスを利用する、という感じで日本のユニクロオンラインショップで買い物をしたほうが値段は安くあがるみたいです。
送料は標準を選べば3,95ユーロ。まあ普通な感じですね。ドイツのオンラインで注文するメリットは日本のユニクロで買ってドイツまで送るのと比べて到着が早いということでしょうか。あとは返品もできますし。
セールで値段が下がれば日本のMサイズと想像される、ドイツユニクロSサイズは売れ残ってかなり安くなってくれるかもしれません。
わたしは婦人服のサイズ表で完全に頭に血がのぼってしまいましたが、もう少し落ち着いたらセールの時期を狙って注文してみたいです。
あとは、サイトの構成がパソコンでとても見難い。上のメニュー部分の幅が大きくて常に表示されるので、パソコン画面の下半分でちまちまと服を選ぶ感じ。日本のユニクロはそんなことはないのに、サイトデザインが変で正直言って見にくいです。
レディースは日本人体型では無理でした
子供服をオンラインで購入するついでに、自分のスカートとニットを注文してみたのですが、結果は惨敗。おそらくドイツ人の標準体型に合わせて作っていると思われます。
ウエストサイズで選んだスカートの丈は、ウエストはちゃんと合ったというのに笑ってしまうほど長く、ニットの袖は最低5センチは短くなければ着られない。ユニクロだから世界一緒だろう、という思い込みがありましたがやはり現地対応しているものと思われます。残念!!