ドイツの学校の休みは州によって違う

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いまBW州はPfingstferienの真っ最中で、学校に行く子供がいる家庭の多くが国内や国外に旅行に出かけています。他の州に住む友達一家のところに、「遊びに行ってもいい?」と聞いたらそちらは普通に学校があったりもします。

祝祭日も休暇も、学校の休みの日は州ごとに確認する

NRW州ならカーニバルの時期の休暇が長かったり、南のほうはキリスト教の祭日があったり、夏休みの時期が違っていたり、ドイツ国内の学校の休みは実にいろいろ。小学校からは毎年、年間計画表をもらっていますが5年生以降はもらっているんだかいないんだかも分からない。

なので、自分の住む州の学校の休日を調べたり、訪問先の州の休日を知りたいときは、インターネットの学校カレンダーで調べると便利です。

https://www.schulferien.org/

このように見ると州ごとの違いがとても大きいのがよく分かります。

現地校は理由がなければ簡単に休めない

病気で寝込んだ、病院に行く、パスポートを取りに行くのに役所の予約が平日昼間に入っている、など学校の欠席が認められている理由で学校を休むには親の電話やサインで簡単に欠席できるのに、日本に一時帰国するのにチケットの値段が急に上がってしまうから夏休みが始まる2、3日前から欠席するなどとなると、学校は急に厳しくなります。

「休暇のために学校を休む」のはドイツの現地校としては許されないことです。日本でも、「学校のある日のほうが空いているからディズニーランドに行くために休む」と学校に言って子供を休ませる親はいないと思います。

ドイツの学校も義務教育なので、2年ほどの駐在生活であろうと、日本の勉強のほうが大事であろうと、遊ぶために休ませることはできません。病気だと嘘をついても、ペットと違って子供はいろいろ話します。学校に遊んでいるのがバレたら下手をすれば罰金騒ぎです。罰金が取られなくても、先生からは連絡が来るでしょうし、学校の家庭や子供に対する印象は悪くなります。こういうことで「問題のある家庭扱い」になったら何かと大変です。

ただ、一時帰国で日本の学校にできるだけ長く通いたいなどの事情があれば、学校によっては許可を出してくれることがあります。(絶対に出さない学校もあるし、小学校4年間に1度だけなどの条件付きのところもあります。)許可がおりた場合には、学校が発行した許可証を空港の出国手続きの際にパスポートと一緒に見せられるように準備して行きましょう。

ローカルのバス・電車などは休暇ダイヤになることがある

学生の通学に使われる路線などは、それを考慮した運行になっているため、学校が長期休暇になる時期に合わせて特別ダイヤを組んでいるところがあります。

就学児がいない暮らしをしていると休みに気がつかず、なぜかバスや電車の運行が普段と違うということが起こり得ます。アプリで運行状況を確認できますから、予定を立てるときは確認するのがおすすめです。

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