バーンカードを近距離移動で活用する方法

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ドイチェバーンで年会費を払って切符の割引が受けられるようになるバーンカードは地元のバスやSバーンの移動では割引を受けられません。

ドイチェバーンのバーンカード50

でも移動距離と利用区間によっては割引を受けられる裏技がつかえることもあります。たぶん違法ではないのでよかったらご利用の区間でも試してみてください。

バーンカードでSバーンやバスの切符を安く買える条件

わたしが利用するのはシュツットガルト近郊のVVSなんですけど、普通にVVS内の移動で普通に切符を買おうとしてもバーンカードの割引は使えません。普通に片道切符を買うと高くつくので、4枚組の切符、EinzelTagesTicket(個人の1日切符)、GruppenTagesTicket(グループ1日切符)、週末ならSchönes Wochenende Ticket、平日ならBaden-Württemberg-Ticket(州によって名前が違います)とかありとあらゆる種類のチケットを比較していちばん安いチケットを買います。

大人3人以上で一緒に往復するならグループで買える切符、Tagesticket, Schönes Wochenende Ticket, Baden-Württemberg-Ticketなんかが安いことが多いです。5人で移動すると相当お得。なので自動券売機で切符を買おうとしている人に行き先を聞いて一緒に乗ろう、と声をかけてる人も時々います。いらなくなったTagesticketを売ったり、人にあげたり、降りてきた人にまだ有効な切符をもらおうとする人も。(規約でTagesticketを他人に渡したり売ったりしてはいけないので、これはぜんぶ違法です)

でもそんな方法ではなく、バーンカードが地元の交通網で割引を受けられることがあります。わたしは5ゾーン以上移動する場合、5ゾーン、6ゾーン、7ゾーンを個人で往復するときに条件があえば使ってます。

簡単に言うと(ぜんぜん簡単じゃない気がしてますけど)目的地を実際よりも先の駅にして移動距離をVVSネット外までのばして切符を買います。バーンカード50の割引が適用されると最低片道5ユーロになるので、VVS内で5ゾーン以上の片道チケットを買うよりも安くなるというわけ。バーンカード25などでは割引率が低いので、割りにあわないかと思いますが、バーンカード50ならお得になる区間があります。たとえば個人のTagesticketが14.80ユーロですが、うまくいくとバーンカードを使って往復で最安10ユーロで移動できます。4.80ユーロの節約ですが、わたしには嬉しい。詳しくバーンカードや切符の規約を調べていませんけど、実際に乗るより長い区間の切符を買うのは違法ではないはずです。

ややこしいので、この説明で分かってくれる人がいるのかは極めて不安ですが、この買い方を自分で発見したときはとても嬉しかったので書いてみました。予めどこからどこまでが得なのかを調べておかないといけないのが面倒ですが、よく利用する路線なら料金が分かっているので簡単で使える裏技です。

特に切符が必要な年齢の子供を連れて利用するときは、ローカルの移動だと子供料金が発生する場合でも、移動区間をバーンカード割引適用に伸ばして買うと、子供分はタダになるのでかなりお得!

VVSとDBのサイト両方で値段を調べます

実際に移動区間でこの裏技が使えるかどうかは、VVSとDBの両方のサイト(最近はスマホのアプリ)で料金を調べてます。かなり面倒ですけど、わたしはそういうの好きなので。

こちらシュツットガルト近郊のバスや電車を網羅するVVSのサイト。
http://www.vvs.de/tickets/

こちらドイチェバーンのサイト。
http://www.bahn.de/p/view/index.shtml

VVSでなくてもミュンヘンをはじめ、ベルリン、ハンブルクなど、ドイツ国内の他都市の交通会社でも応用できると思います。ネット内で境界に近いところまでわりと長距離を移動する場合に対応できることが多いかと。

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