時々ネットで話題になっていたけど、自分で試してみたことがなかったこと。「虫刺されにはドライヤーの熱を当てる」というのをやってみました。そして思いました。
どうしてこれをいままで試してみなかったんだろう!
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虫刺されにドライヤーを使う方法
使ったのは普通の(日本の家庭用ドライヤーよりパワフルでサロン用みたいなタイプです)ドライヤーです。刺された虫は確認できませんがたぶん蚊です。
ドライヤーのスイッチを入れて、いちばん高温の設定にして、虫刺されの場所に熱風を当てる。熱くて我慢できなくなったら当てるのをやめる。3秒ぐらいでしょうか。
それを3回繰り返しました。
熱風を当ててからの経過
ドライヤーで熱を当ててすぐに、まずかゆみがぴたりと消えました。ちょっとじんじんするような気もしますが、不快ではありません。でも、見た目は何も変化がありません。その前に掻いてしまったのもあってまだ直径1センチぐらい赤くなっています。
その前に日には痒いので無意識に掻いてしまって、何度かかゆみどめのジェルを塗ったりしていた虫刺されだったんですけど、ドライヤーの熱を当てた後はまったく痒くならなくて、なんとそのまま次の日まで忘れていました。
翌日は赤みがほぼ取れて、刺された中心だけ1ミリぐらいのふくらんだ跡になりました。かゆみはまったくありませんでした。
ドライヤーは子供には使い難い
ドライヤーの熱を当てる方法は、自分では「あつっ!」と思った瞬間にドライヤーを離したのですが、これでは子供にはやけどをさせそうでちょっと怖いような気がします。
ある程度大きな子なら熱いと思った瞬間にドライヤーから離れるように言ってできるかもしれません。あとは、もしかしたらもうちょっと温度低めでも効くのかも。
ドライヤーでなくても熱が虫の毒の成分に効くのであれば、熱めだけどやけどしない温度のお湯をかけてもいいかもしれないし、レンジで蒸しタオルを作ってもいいかも。
方法はドライヤーでもなんでもよいので、熱いと感じるけど、やけどをしない熱さの熱を虫刺されに当てるのが有効みたいです。(アイロンは低音でも熱すぎてダメだと思う。)
もう一度確認しておきますと、わたしの虫刺されで試してみた時には、ドライヤーを高温設定にした熱風を2、3秒ぐらいずつ3回当てました。
今度また虫に刺されて痒くなったら、温度設定や温める長さなど変えて試してみます。
bite awayなどの虫刺され対策専用商品
日本のニュース記事にもなっていたので知っている、持っているという方もいると思いますが、虫刺されを熱で治療する専用の機械があります。
わたしが持っているのはbite awayという商品で、熱を当てる時間の長さが2段階で調節できるもの。家ではドライヤーでもいいけれど、出先ではこれが便利です。
刺された虫の種類にもよりますが、刺されてすぐに熱をあてると効きます。
蚊だけでなく蜂やアブやムカデの毒にも温めるのが効くらしい
虫に刺されてすぐに温めるという方法は、蚊だけでなく蜂やムカデの毒にも有効だそうです。
ドイツで蜂に刺されたときにネットで調べた方法でも、「熱めのお湯で洗う」というのがあって、ふーん、と思いつつ試さなかったことがいまでも大変くやまれます。
とにかく蚊らしき虫刺されには、ドライヤーの熱風は感動の効果だったので、今後はこれを実行したいと思います。そして、もし自分や家族が蜂やアブにさされることがあったら、絶対に試してみます。