ドイツから日本へ2キロ以下の小包を送る方法

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ドイツから日本へ手紙や小包を送ることが多いのですが、2キロ以下の小包はDHLPäckchenと手紙扱いの2種類があって知らない人にはとてもややこしいと思います。

たとえば1キロ以上、2キロ以内の小包を日本に送る場合、手紙扱い(Maxi Brief)で送ると日本までの送料は現在17ユーロ。DHL Päckchen Internationalでは15.9ユーロ。同じように郵便局から送るのに送料と記入する荷札が違います。

https://www.deutschepost.de/de/b/briefe-ins-ausland.html

少しでも安いほうがいいだろう、とDHL Päckchen Internationalで複数の送り先に発送したら、日本に届くのにひとつは4週間ほどかかったことがあります。Maxi Briefで発送すると普通は数日から1週間以内くらいには届きます。ドイツの郵便局で聞いてみるとMaxi Briefで送るほうが早いというのは教えてくれましたが、何がどう違うのかはその人もよく分かりませんでした。

とにかくそれ以来2キロ以下の小包は必ずMaxi Briefで日本に送るようにしているのですが、そこでまた困った問題が。

小さな郵便局や、委託で引き受けてくれるお店ではこのMaxi Briefのことを知らない人がいて、発送を断られたり、DHLで送れと言われたりすることがあります。郵便局で働いている人に、わからないから受け付けない。本局に行ってくれと言われて、別の担当者を呼んでもらっておいてある送料の表を一緒に見て受け付けてもらえたこともあります。ドイツ人相方に発送を頼んだら受け付けないといわれて小包を持って戻ってきたこともあります。職員としては、間違って引き受けるより受け付けずに客に迷惑をかけたほうが自分の責任になるよりマシだからです。(日本人としては文句も言いたくなりますが、ドイツはそういうところだと思っておけばストレスを感じずにすみます。)

現場が混乱しているのは、手紙はがき扱いで送る2キロ以下の郵便は、ドイツ国内と海外では50g-500gのGroßbriefと500g-2000gのMaxibriefでドイツ国内の大きさの制限規格と、国際便の大きさの制限規格が違うからです。そのくらいの違いで混乱するというのも情けない話ですけど、実際そうなので、日本に小包を発送するときは事情を分かっている人がいそうな郵便局に持っていくのがよいと思います。

荷札の書き方など、また次回自分が荷物を発送するときに余裕があったら写真を撮ってご説明します。

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