ドラム式洗濯機の使い方とお手入れ方法

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もうかなり前ですが、dmでもレジで聞けば無料でくれました。Amazon.deでも売られていますけどなんか高いです。

ドイツの洗濯機は、慣れないうちはよくわからなくて使いにくかったですが、慣れてしまうと優秀でとても使いやすいと思うようになりました。

日本人としてはびっくりするような高温での洗濯機能がついていたりして、当時縦型の水槽が普通だった日本から来たわたしには、ドイツのドラム式洗濯機は驚きのシステムでした。ドイツ語の説明書や本体のドイツ語表示が分からないとますます使いこなすのが難しくて、いろいろ失敗して何度も涙しましたが、多くの方が慣れるまで同じようにかなりな苦労をしているようです。

洗濯機自体の未知の機能と使い心地に加えて、ドイツで一般的に売られている洗剤の種類の多さ。洗剤を選ぶのも、使うのも、洗濯機にあわせていくつか注意しないといけないことがあります。

洗濯機にまつわるいろいろな知識が身につくまで、わたしも洗濯の方法や洗剤の種類を間違えて洗濯物をピンク色にしてしまったり、リュックサックを洗って壊してしまったりしたものです。(どちらも温度設定が高くなっているのに気がつかなかった故の失敗でした。)

今当時の自分を振り返ってみれば、分からないなら分からないなりに、全部の機能を理解しようとせずに、まずは失敗の起る確率が低い無難な洗い方を選ぶこともできたはずです。

いま現在洗濯機で困ってここにたどり着いたみなさんには、まずは洗濯機の重要ポイントを押さえて日々の洗濯を失敗なくこなし、慣れてから、使うプログラムの種類を増やして、より適切な使い方を広げていくという方法がおすすめです。

手っ取り早く失敗なく洗いたい人へ

細かいことを読むのは面倒なので、とりあえず失敗しない洗濯機の設定を知りたい、という人はこちらの設定をおすすめします。

普通の服や下着などの洗濯物ならこれで大丈夫。(ウールのニットなどの繊細なものや、泥んこのスポーツウエアのようなひどい汚れ物など、特殊な洗濯物はこの設定ではきれいに洗えません。)

  • 温度の設定は30度か40度
  • Kurzprogramm(メーカーによって言い方が違うけど時間が30分ほどの短いコース)
  • 脱水はコットンやアクリルなど普通の洗濯物なら1200回転程度
  • 洗剤は1種類だけ買うのであれば、液体洗剤の色物用

ドイツの洗濯機の使用の基本と心得

洗濯機にもいろんなメーカーがあって、洗濯物の投入面も、前面から、上面から入れるの違いはありますが、基本はドラム式。設定と使い方も基本はどれも同じです。洗濯物を入れて、洗剤を入れて(液体洗剤なら引き出しに入れるとカビが生えるのでカップに入れてドラム内に入れます)、蓋をしっかり閉めたら、

  1. 洗濯コースの設定
  2. 洗濯温度の設定
  3. 脱水回転数の設定

この3つの設定をしてから、スタートボタンを押して洗濯をはじめます。

洗濯機の設定

ドラム式洗濯機の洗濯中は安全のためにしっかり扉がロックされる仕組みになっているので、洗っている途中でちょっとストップして洗濯物を追加したい、とかいうのは無理。

この蓋はスタートしてしまうと簡単には開きません。洗濯を一旦はじめたらよほどのことがないかぎり中断して蓋を開けることはできない、と知っておきましょう。

洗濯コースも普通に洗うと2時間ほどかかりますが、毎回これで洗濯をしていると洋服の痛みがとても早いです。うちの洗濯物には選択頻度が高い子供服が沢山含まれているので、普段は20分〜40分ほどの短時間コースのみしか使いません。これでも結構ガシガシ洗ってくれるので、詰め込みすぎたりしなければ汚れは十分落ちます。

大事な3つの設定項目:温度、脱水回転数、洗い方設定

温度設定

洗濯のプログラムを選ぶことに気をとられがちですが、ドイツの洗濯機でいちばん危険なのが洗濯温度の設定です。日本では温かい風呂の残り湯でも使わなければ水で洗うのが基本なので、この設定に慣れるのがドイツの洗濯機を使いこなすための最重要事項と言えると思います。

常温の水、30度、40度、60度、洗濯機によって段階が違いますが、一般的な前開きタイプでドラム式のフロントローダータイプの洗濯機なら最高は90度か95度の熱いお湯でも洗えます。

SENTAKUKI-DOITSU

高温での洗濯とはいっても最初から湯沸かし器が接続されているわけでもないので、水を入れてその温度設定になるまで加熱を続けて温度を上げていきます。つまり温度が高ければ高いほど時間も電気代もかかる。95度なんかで洗うと1度の洗濯で2時間を軽く越えます。

ドイツ人はふきん、シーツなどを95度で洗うと聞いたことがありますが、最近はせいぜい60度くらいまでしか使わない人が多いんじゃないでしょうか。ふきん、シーツなどに加えてタオルや下着類もドイツ人は60度で洗いたがります。日光消毒ができないので殺菌のためです。

しかし汚れがいちばん落ちるのは40度の洗濯、と言われておりますので、慣れないうちは40度以下の設定で洗濯することをおすすめします。日本で買った衣類やタオルなどは60度では縮むことが多いし、ドイツの色物は色落ちする物が多いです。

40度までなら温度による失敗は少ないので、60度以上の温度設定は慣れるまで手をださないのが無難です。

脱水回転数

脱水の回転数は1分間に何回転するかで表示されていて、洗濯機購入の機種選びのときにも重要なポイントです。UpM(„Umdrehungen pro Minute“)とかrpm(“revolutions per minute“)で表示されていますが意味はどちらも同じ。最新のドラム式洗濯機では1600回転が最高だと思います。

1200でも日本の洗濯機に慣れた人なら不満はないのではないかと思います。個人的な感覚では、1400ならかなり強く脱水されていて、1600にもなると半分乾いてる?みたいな仕上がりとなります。

回転数の目安としては、

  • 400 繊細な布やセーターなど手洗い表示の物
  • 800 毛布やぬいぐるみなど
  • 1200-1600 綿やフリースなど普通の洗濯物

これくらいを覚えておけば脱水設定はだいじょうぶ。心配なら1200くらいで試してみて、段階的に回転数を上げてみるといいかもしれません。(あまり脱水がきついと布の傷みが心配とかだけでなく、コットンのシャツなんかは洗濯機から出したときのシワが干してもアイロンかけてもとれなかったりします。)うちでは普段の洗濯物の脱水は1600UpMです。前の洗濯機では1400UpMでもシワができましたが、新しい洗濯機は高速で脱水してもシワになりにくい。メーカーや機種によって同じ回転速度でも仕上がりが違うのが分かりました。今使っているメーカーはミーレです。

渦巻きマークの上から×がついているのは脱水なしのマークです。これに設定すると脱水されずにびしょびしょのまま洗濯が終了します。(知らずに設定してしまって、これで終わって蓋を開けると悲しくて泣きそうになります。)

洗濯物同士がからまって引っ張られて痛むような洗濯物は、洗濯のときはネットに入れておくのが無難です。少ない水で洗うドラム式は水の中でゆすって洗う洗濯機と違って洗っている途中にこすられるせいか、絡むと痛みが激しくなります。

脱水時にも同様にネットに入っていたほうが他のものと絡まって伸びたりするリスクが減らせます。

最近流行りの子供の服にたぷりついた色の変わるスパンコールとかも他の服まで痛めてしまうし、ブラジャーのワイヤーは、洗濯中に出てドラムに入ってしまうと故障の原因になります。ドイツでも洗濯ネットは以前よりお店でも買いやすくなっています。オンラインショッピングやTchiboでも定期的にありますから繊細な洗濯物は必ずネットに入れましょう。

各種洗濯コースの設定方法と選択時間

プログラムを設定するときも、プログラム自体よりも、自動に設定されてくる温度設定と回転数を正しく設定するのが大事になってきます。

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左のような少し古いタイプの洗濯機のほうがわたしには分かりやすいです。たぶんドイツの洗濯機初心者にもそうではないかと思います。右側のように電子パネルの付いたものも基本は同じなんですけど、それだけで複雑に見えて苦手。

標準的な色物専用プログラムであるBuntwäscheは洗濯開始から2時間ほどかかるので、はじめてドイツの洗濯機を使った日本人はいつまでも回っている洗濯機に壊れたと思う人が多く、わたしもドイツに来たばかりの日本人から洗濯機が2時間も動いていて止まらない!壊れたのかも!と何度電話をもらったことでしょう。標準プログラムでは洗濯時間2時間は普通です。

それが嫌だから、わたしはいつもKurzprogrammという短時間で洗濯終了するコースを選んでます。温度によって20分~40分ぐらいですが、下洗いなしでもほとんどの洗濯物がこれで十分きれいになります。

洗濯機の各種プログラム(ドイツ語)の説明

  • Kochwäsche 95度の高温で洗うプログラム。ふきんやシーツなどだが最近ではあまり使われない。
  • Buntwäsche 30度から60度の範囲で自分で温度設定する。ドイツでは標準的なプログラム約2時間かけて相当しっかり洗う。
  • Pflegeleicht 化繊素材や木綿など汚れが落ちやすい、扱いの簡単な洗濯物。標準的なBuntwäscheよりも短時間で仕上がる設定になっているのが通常。
  • Feinwäsche 主にカーテンなどを洗濯するときに使う。水の量が多く設定されているが洗濯分量は通常容量の半分程度で洗う。
  • Wolle ウール
  • Handwäsche 手洗い
  • Kurzprogramm ショートプログラム。ドイツ的に短時間で洗えます。30分程度で脱水まで終わるので日本人的にいちばん使いやすいプログラム。温度設定と脱水の回転数を設定できる。
  • Spülen すすぎ
  • Spülen+ 追加すすぎ(水を一度かえて、途中軽く脱水してから合計2回すすぎます)
  • Schleudern 脱水
  • Abpumpem 排水
  • Vorwäsche 下洗い
  • Spülstopp すすぎでストップ。すすぎの水を含んだ状態で排水だけして止まる。絞りたくない繊細なものを洗うときに使う。
  • Leichtbügeln(Knitterschutz, Bügelquick, Oberhemden, Hemden-/Business-Programmなど) 脱水のときのシワ抑制機能、アイロンがけが楽になるという売りで各メーカーで表記が統一されていない。脱水時の回転数の多い比較的新しいモデルにしかない機能。

洗剤の投入方法

まず、引き出しに入れてよいのは普通は粉タイプの洗剤と、柔軟剤です。液体漂白剤も引き出しではなくカップに入れてドラム投入が基本です。

洗剤投入が1回しかできないので下洗い機能(Vorwäsche)を使いたいときは、引き出しに入れて使える粉洗剤を用意しないといけないことになります。

下のメンテナンスでも書いていますが、引き出しに液体洗剤を入れると引き出し部分や洗濯機内部にカビが生えます。必ず洗剤入れのカップに入れてドラム内に直接投入しましょう。洗剤を入れるカップは液体洗剤の容器の上部分にキャップのようについています。ついていなければ、ドラッグストアのdmではレジで無料でくれます。今もくれるかはわかりませんが必要なら聞いてみてください。

洗濯機の洗剤を入れる引き出しの基本

洗剤を入れる大きな引き出しは、普通左上についていて、中の記号もどのメーカーでもほぼ同じで標準化されています。

ドイツの洗濯機の洗剤投入口

  • Iと表示されている洗剤投入の仕切りが下洗い用の洗剤
  • IIと表示されている仕切りが本洗いのための洗剤です。普通はこちらしか使いません。
  • お花マークは柔軟剤入れ。これは液体だけど引き出しでも大丈夫。最大量の目盛りを超えないように注意しましょう。

ふつうは左側がIIマークの本洗い、右側がIの下洗い用洗剤入れ、真ん中が柔軟剤だと思いますが、持っている洗濯機のマークを見て確認してください。

ドイツで種類が多くて選ぶのが難しい、洗濯の際の各種洗剤の選び方については別記事を参考にしてください。

メンテナンス

ドイツ人も最近はほとんど90度以上で洗濯をせず、高温でも60度程度ですませる家庭が増えているようです。うちも普段は40度で洗濯して、時々シーツやタオルなんかを60度で洗います。これは洗濯物のためというよりは洗濯機のカビ対策とかメンテナンスのため。

30度や40度で洗濯機を使い続けると、洗濯機の中にカビが生えることがあります。うちはドラムに直接投入する液体洗剤を使っているのと、柔軟剤を使っていないので、洗濯機の引き出しを使うことがありません。前の洗濯機は液体洗剤を引き出しに入れて使っていて、途中でドラムに入れろと書いてあるのに気がついて止めたのですが、引き出し部分をしっかり洗いきれていなかったのでそこにカビが生えました。

粉の洗剤だとカビが生えにくいそうですが、液体洗剤を使う場合は必ずカップにいれてドラム内に直接投入します。ドラム内も30度から40度での洗濯が続くとドラム自体にカビが出て洗濯物がカビくさくなってくることがあるそうです。

時々空の状態で90度以上で洗濯機をまわして洗濯機の中を洗浄します。このときカルキ取りにお酢を1本まるごと投入したりすることもあります。でもお酢は頻繁にやるとゴムが傷むのでやめたほうがよい、という意見も聞いたことがあります。以前の洗濯機で3回くらいやりましたが、そのくらいではゴムが傷んだりすることはありませんでした。あとはクエン酸とか、食洗機のタブとか、いろいろ聞きますが、あまりに長すぎるので別記事にしたいです。

洗濯機の中のごみを取り出すところが洗濯機正面の下のほうについている場合が多いかと思います。わたしも以前はわりとこまめにチェックしていましたが、何も出てこないことが多いので最近は滅多にあけてみなくなってしまいました。(ここ2年チェックしていない)洗濯物のポケットに拾った石とかが入っていることが多い家庭ではもうちょっと頻繁にチェックするのがよいかと思います。

洗濯機のカルキ対策

硬水でカルキ含有量が多い地域ではカルゴンを使うなどしてカルキ対策をしないと排水の部分がカルキでつまって脱水がされなくなったり、2年も使っていない洗濯機が壊れたという話も聞いたことがあります。(ドイツの硬水の度合いは地域によってかなり差があります)

洗濯機の脱水ができなくなったケースではカルキ除去をしたら元通り使えるようになったということです。PersilやArielなど一般的な洗剤にはカルキを中和する成分が含まれているそうですが、分量よりも少ないとその効果が弱くなるそうです。ドイツで売られている全ての洗剤に含まれているのかどうかは分かりません。

たまに日本の洗剤をわざわざドイツに持ってきて使っている方がいますが、水が違うし、カルキ対策もされていないのでドイツで肌に合う洗剤を探すほうがドイツの洗濯機には良いと思います。

洗濯前の選別はしっかり、下準備もしっかり、アイロンもしっかり

ドイツ人は毎日洗濯機を回したりしません。子供がたくさんいる家庭では2日おきとか3日おきというところも多いかもしれませんが、ひとり分なら平気で1週間洗濯物をためます。もっと長くためることもあります。

白物、色物、シーツ、なんだったらジーンズもそれだけで分けて洗ったり。洗濯機によっては半分の量で洗えるボタンがあったりもしますけど、白物と柄物を一緒に洗う人は主婦では少ないと思います。

色落ちする衣類がけっこう出回っている

実際ドイツで服やタオル類などを買うと、何回洗っても色落ちするものがたまにあるので色落ちしそうな衣類は要注意です。日本ではお湯で洗わないので洗濯表示もあまり気にしなくてもよいのですが、ドイツは白物やコットンの下着は60度くらいまではわりと普通に使います。

日本の衣類は60度では洗えない

相方は下着として日本のユニクロのTシャツを愛用していますが、白い下着だからと60度で洗濯してしまってまとめて縮んでしまいました。ユニクロで買った衣類をドイツの洗濯機で洗ったり、乾燥機に入れて小さくなった、というのはけっこう日本人のみなさん経験があるようです。

ドイツではその手の衣類や白いタオル、白いシーツ類などは洗濯表示にも60度と書かれているのが普通です。当然のことながら60度で洗濯しても縮んだりはしません。日本の衣類は40度くらいまではたいてい問題なく洗濯できますが、高温で洗濯することを想定していないので、60度で縮まないものは少ないんじゃないでしょうか。

きっちり主婦はアイロン大好き

立派なドイツの主婦はパンツにもパジャマにもシーツにもふきんなどにもしっかりアイロンをかけます。わたしは滅多にアイロンを使いませんが、ドイツ人は違います。アイロンは大変だけどできればかけたい、という人が多いらしく、フルタイムで働くママのいる家庭では、お手伝いさんに掃除とアイロンがけなどをやってもらうという家も多いです。(特に掃除は週1で入っている家多し)

90度以上で洗濯をするのも、洗濯物に片っ端からアイロンをかけるのも、たぶん昔の伝染病流行の際の煮沸消毒の名残ではないかとわたしは思ってます。でないと日照時間の少ない冬は洗濯物が消毒される要素がないからです。殺菌効果のある洗剤もありますが普段使い用ではないようです。

洗濯機水漏れ事件(追記)

普通に動いていた洗濯機の前面の蓋の部分から水が大量に漏れるという事件が発生しました。幸いうちの洗濯機は地下の洗濯室にあって、排水口もある部屋に置いてあるので家の中が水浸しという事態には至りませんでしたが、洗濯機の水漏れ事故はひやひやします。

最初は扉部分からの水漏れだったので、ゴムのパッキンが経年で劣化して壊れたのかと思いましたが、パッキンを調べてみると、パッキンの隙間に子供の服のポケットに入っていたらしき直径1.5センチくらいの丸い石がはさまっているのを発見しました。

どうやら原因はこの石だったらしく、取り除いてもういちど洗濯をしてみたら脱水まで普通に問題なくできました。短時間のプログラムでしたが、約40分間洗濯機の前で本を読みながら雑巾を用意してスタンバイしておりました。無事に終了して一安心。

まわりの洗濯機の故障の話を聞くと、洗濯中に抜け落ちたブラジャーのワイヤーがダントツです。

再び水漏れ (追記 2018年8月)

3年ほど機嫌よく動いてくれていた洗濯機からまた洗濯のたびに全面下部に少し水漏れがするようになりました。もう10年近く使っている洗濯機なので、新しい洗濯機を購入しよう、ミーレのいいやつね!と新しい大物買うのが大好きなうちのドイツ人相方。悪いけど、違うと思う。(日本への里帰り貧乏でそんな余裕ありません)

また全面下部のパネルを外し、異物がたまる部分のキャップを開いてみましたら、ザーっとコップ1杯ぐらいの水と一緒にゴロゴロと異物が出てきました。

  • 1ユーロコイン
  • 1cmぐらいの貝殻
  • 長さ3cm、太さ1.5cmほどの平べったいウッドチップ

この洗濯機は、やはり大きめの異物がこの部分にたどり着くと、水漏れが起こるようです。1ユーロは自分がこないだ近所で拾ったやつだ、ポケットに入れて忘れてた、と主張する子供に、証拠は?これはわたしが洗濯機の中で見つけた!と自分の小銭入れに入れておきました。

液体洗剤用のカップ

洗濯機の引出し状になった洗剤投入口に液体洗剤を入れてはいけない、と書きました。液体洗剤はカップに入れてドラムに洗濯機と一緒に入れます。以前はボトルの上にかぶさった状態で売られていたAriel液体洗剤のカップは申し込めば無料でもらえるようです。

https://www.ariel.de/de-de/produkte/dosierhilfen/fluessigwaschmittel-dosierkugel

“Dosierkugel für Flüssigwaschmittel”というのが液体洗剤のカップなので、買い物ついでに洗剤を売っているお店で聞いてみてください。

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コメント

  1. ayu より:

    昨日パリに越してきて、備え付けのSIEMENSドラム洗濯機の謎解きの為に検索して辿り着きました。
    大変参考になりました!ありがとうございます。
    近日中に、洗剤を買いに行って挑戦します。

    • AKO より:

      お役に立ててうれしいです。新生活が楽しいものとなりますように!

  2. Azusa より:

    日本でミーレを使ってます。なかなか使いこなせなくて奮闘しています!液体洗剤はドラムの中に直接入れるんですね!
    とても参考になりました!\(^^)/

    • AKO より:

      ミーレの洗濯機はすごく安定感があって良いですよね。日本の液体洗剤とドイツの液体洗剤では違うかもしれないけれど、ドラムの中に入れたほうが間違いないと思います。お役に立てて嬉しいです。

  3. とおりすがり より:

    詳しくありがとうございます!
    欧州に越してドイツ語の洗濯機乾燥機を使うことになり、困っていました

    • AKO より:

      お役に立ててすごく嬉しいです。日本の洗濯機に慣れていると、ドイツ語だけでなく洗濯機自体の仕組みがわかんないから困りますよね。かなりな年数が経っているけど、今でもドイツの洗濯機を最初に使わなければいけなかったときの絶望感をはっきり覚えてます。一旦回してしまうと洗濯が終わるまでの2時間、大事な洗濯物を人質に取られた気分ではりついてました。

  4. 郷田知早子 より:

    airbnbでフィンランドのアパートメントに来ています。lgの全自動洗濯機を使ってみようと思いとりあえず備え付けのタオル類と洗剤をを洗濯機に入れてスウィッチを押したところ、1時間以上も洗っています。これでは依頼がボロボロになるような気がします(T_T)

    • AKO より:

      フィンランドよさそうですね。洗濯機は残念ながら30〜40度で洗濯しても1時間どころか2時間半とか普通です。うちの洗濯機はスピード洗い設定で30分、超スピード洗い設定で20分ってのもありますが、最近は1時間半ぐらいのコースがすごくきれいになると気が付いてよく使ってます。60度以上で洗濯すると生地が傷んだり縮んだりする危険が高まりますが、40度以下なら普通は無事に出てきますよ。

  5. きみりん より:

    娘が、レーゲンスブルグに留学中で、遊びに来ています。一緒に洗濯しようして、洗濯機がわけわからず、参考にさせてもらいました。
    今、ウィーンに来ていて、アパートメントで洗濯しようとしたら、また、機械が違い、見ながら洗濯しています。
    ドラム式なら、乾燥までと思っていたのに、ちょっとガッカリ!

    • AKO より:

      留学中のお嬢さんのところに遊びに来るなんて素敵ですね。そういえばドイツでドラム式洗濯機で乾燥機と一体化したものは見たことがないです。わたしが知っている大学の学生寮では、どこも洗濯機と乾燥機を別々に備えていました。ドラム式には乾燥機能があると思っていたら、確かにガッカリしてしまいますね。引き続き楽しいご滞在を!

  6. タケ より:

    仕事でドイツの郊外にいま民泊中です。ドラム式洗濯機の記事、とってもとっても助けられました。今日初洗濯、落ち着いて挑戦できました! 必要な人に届く執筆活動すてきだと思います。赤ちゃんを育てていた頃、「いま欲しい」という情報が意外なほどないことに泣けた日々を思い出しながら、記事を拝見しています。今日はありがとうございました。

    • AKO より:

      感想を送ってくださる方って少ないのでそう言っていただけると、とても嬉しいです。こちらこそありがとうございます。

  7. MARIKO より:

    インド在住です。LG洗濯機の潜在投入口がわからず、大変参考になりました。
    ありがとうございます!!!

    • AKO より:

      インドでも同じタイプの洗濯機なんですね!お役に立てて幸いです。

  8. 桜蘭 より:

    去年の夏、バルセロナへの旅行でアパートメントに滞在
    シーメンスの洗濯機。ドイツ語とフランス語の取説に
    アタフタ。このサイトにたどり着きました
    おおきさ、コンパクトさに大感激です

    このブログ、本当に最高です

    • AKO より:

      コメントありがとうございます。私自身の、慣れないドラム式洗濯機との長年にわたる格闘の経験から書いた記事なのでお役に立てて嬉しいです。

  9. サイコス より:

    オーストラリアでBoschの洗濯機を使っています。液体洗剤を引き出しに入れてはいけないとは!!知りませんでした〜。漂白剤を使ってはいけないと取説に書いてあったような気がして使用は避けていたのですが、5年経った今、そんなことある?!洗濯機だよ…と思い検索していたらこちらにたどり着きました。
    色々と勉強になりました。

    • AKO より:

      サイコスさま、承認が遅くなってごめんなさい。液体洗剤を引き出しに投入し続けて、引き出しの中を黒いカビだらけにしたわたしの経験がお役に立ちましたら幸いです。

      漂白剤使っちゃダメっていうのは初耳です。わたし液体漂白剤を洗濯の時に洗剤と一緒に投入することあります。今の洗濯機はまだ新しくて大事に使いたいので、時間のあるときに調べてみます。ありがとうございます。

  10. Makiko Mori より:

    初めまして、2か月前にフランクフルトに赴任で引っ越してきた者です。
    今いるアパートメントの備え付け洗濯機がBOSCHの洗濯乾燥機なのですが、標準コース(長時間かける)でも脱水が不十分なことがある(&そのためか乾燥コースを2-3回回さないといけない)ため皆様のブログをサーチしていたところ、こちらに出会いました。
    そして、、、脱水&乾燥問題はまだ解決できていないものの、なんと液体製剤を引き出しに入れてはならないこと、初めて知りました!!!!入れてました。。。
    専用カップとはどのようなものなのでしょうか・・?少なくとも私がdmで目にする液体洗剤にはそのような付属品はついていないようです。。

    • AKO より:

      初めまして、コメントありがとうございます。承認遅くてごめんなさい。うちは乾燥機は洗濯機と別なのでドイツの洗濯乾燥機のことは実はよく分からないんです。(友人知人親戚も誰も持っていません。)

      でもBOSCHの洗濯機で脱水が不十分というのはちょっと変かもしれません。洗濯機のコース設定では、「繊細な洗濯物」に設定されてると自動的に脱水はゆるめになります。うちの乾燥機だけの機種でも、あえて生乾きで仕上げる設定があるんですけど、仕上がり設定はいろいろ変えて試してみられましたか?あと考えられるのは洗濯物の量とか?乾燥機もついてると設定がさらに難しそうです。

      洗剤カップは時間あるときに写真を撮って載せますね。以前は液体洗剤のボトルに標準装備されてるのもけっこうあったんですけど、最近のドイツはプラスチック削減の動きがかなり強いのでうちの使ってる洗剤もカップついてるタイプを全く見なくなりました。