ドイツの蚊と日本の蚊、刺されたときの腫れ方の差

スポンサーリンク

もう相当昔なのですが、わたしがドイツに来た頃、ドイツには蚊がいない、ということをウェブサイトに書いている方がいて、わたしもそれを信じて喜んでいた時期もあったんですけど、そんな時期は長く続きませんでした。

地域によって差はあるけど、ドイツに蚊はいます。住宅街にもブンブン飛んでる日本に比べたらすごく少ないけど、森の中とか、緑豊かなところだとけっこう刺されます。

ドイツにも蚊はいます(しかも大きい)

夏に寝ているとぶーーーん、というあの羽音。朝起きると体のあちこちに赤い虫刺されの跡。羽音がするときにがんばって探して仕留めてみると、まぎれもなく蚊。しかも大きい。

ドイツの蚊

ドイツにも蚊がいるではありませんか。

実際にドイツで蚊を目にすることは日本より断然少ないです。日本で夏に虫除けもつけず、蚊取り線香も焚かずに野山や川原でのんびり読書をしたりバーベキューをしたりすれば、無数に蚊に刺されるかもしれません。

でもドイツではそれほど虫を除けなくても、刺されて数個とか。運がよければ刺されないこともあります。だから蚊の個体数は日本よりも少なくて、たぶんドイツでも川とか水溜りが少ない場所とか、お住まいが高層住宅とかなら蚊はいないんだと思います。

でも、とにかくうちの周囲には蚊がけっこうたくさんいます。普通はドイツの住宅は網戸をつけていないし、夏の夜は窓をそのまま開けっぱなしにしたりします。うちのドイツ人は寝るときは換気のために窓を開け放し。

たまに蚊が入ってきて刺されます。日本で同じことをやっていたら毎日確実にもっともっと沢山の蚊が入ってきて、何十箇所も刺されてしまうと思うので、日本よりは数が少ないということは言えるかもしれません。

日本の蚊とは毒の種類が違う???

とにかくドイツにも蚊はいます。そして刺されるのはなぜかいつもドイツ人でなくわたしです。子供たちも蚊にさされているような跡があるときもありますが、刺された跡が腫れて真っ赤になっていつまででも痒いのはわたしだけ。

子供の頃からドイツの蚊に何度も刺されていると蚊の毒に耐性がつくのかもしれません。

虫全般の毒に弱いわたしですが、日本の蚊に刺された時は普通にすこし赤くなるくらい。数日でかゆみも赤みも引いてきます。

ドイツの蚊に刺されると、刺されてすぐにはかゆみも腫れもないのに、2~3日後ぐらいから急にかゆみが増して赤く腫れ、猛烈なかゆさが10日~2週間ほど続きます。(かいてしまうと、もっと長くかゆみがつづきます。)

この画像では足首のくるぶしのところに1箇所刺されているんですけど、直径5センチ以上が腫れてすごいことになっています。同じドイツの蚊でも、種類によって毒性が違うのかもしれません。刺すところ見ていなかったけど、蚊だと思うんですよね。

日本の蚊ではわたしはここまでひどい腫れ方はしたことがありません。ドイツでは時々あります。ドイツの蚊でも普通はもっとマシ。でも痒い。

蚊に刺されて大きく腫れた足首

最近は日本の蚊にあまり刺されていないせいか、日本の蚊でも前より腫れがひどくなってきて、ドイツの蚊には免疫がついてきた感じです。

蚊にさされた時のかゆみ止めや、虫除け、蚊取り線香もあります

ドラッグストアで蚊除け(虫除け)も売っているし、大工センターのような店では蚊取り線香も売っているのだとか。刺された跡のかゆみ止めもあるし、赤ちゃんから使える虫刺されの塗り薬も買えます。長くなってきたので、ドイツの蚊対策グッズ関連についてはまた別記事で書きたいと思います。

蚊取り線香はあっても、液体ベープのようなものや、お部屋にスプレーして長時間蚊除け、というような効果以上に害が心配になる系の蚊をターゲットにした虫除けにはまだお目にかかったことがありません。蚊の数が少ないので、あまり必要がなくて売れないのかもしれません。

ドイツ語と関連記事

こちら、アジアの縞蚊がドイツに入ってきている、という話。わたしはまだドイツでは見たことがありません。

http://www.spiegel.de/wissenschaft/uebermorgen/eingeschleppte-mueckenarten-in-deutschland-gefahr-im-anflug-a-1089544.html

ドイツ語で蚊はMücke, -n蚊に刺された跡はMückenstich,-eです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする