夏の気温差に備えた服や靴を

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前にも書いた気がするんですけど、北海道や東北以外の日本からドイツに来ると四季の移り変わりの様子が日本と違うことに戸惑うかと思います。

寒い冬はそれなりに想像できるし、意外と暖かければ上着を脱げばよいだけの話なので、それほど困らないかと思うのですが、夏は暑い、と思い込んで夏にドイツに来てしまうと寒い思いをするかもしれません。

6月でも7月でも異様に寒いことがあるのですが、4月~5月でも猛烈に暑いこともあります。夏の終わり、8月以降は突然気温が下がることが多いので要注意です。

ドイツの夏は気温差が激しい

ドイツの夏本番は6月中旬から8月中旬くらいかな、とわたしの感覚では思います。8月いっぱいから9月には一応夏のような日もあるんですけど、朝晩がぐっと冷え込むことが多いんです。

具体的にどのくらい朝晩に冷え込むかというと、今週はうちの地方では朝晩10度以下になっています。最低気温は7度。7度といえば東京では8月9月にはありえません。というかもう秋を通り越して冬の気温です。そしてドイツの夏がすごいのが、そんな日でも日が照ると日中は30度以上になるかもしれない、というところ。

いま10日間の天気予報を見てみますと、最高気温が33度、最低気温が7度。その温度差は26度となっております。これは少々極端な例ですが、夏の終わりにはそのくらいの温度差に対応できる服を用意してドイツにお越しください。もちろん、8月中旬以降も暖かい日が続く年もあるので難しいところです。10日ほどの旅行ならドイツの週間天気予報をチェックしてみてください。

こちらドイツYahoo!の天気予報。https://de.wetter.yahoo.com/
“Ort oder PLZ eingeben”のところに街の名前を入れて、”LOS”ボタンを押します。

南ドイツのほうが北ドイツよりも寒いことが多い

日本と同じ感覚で、南よりも北のほうが寒いのだろうと思っていると、実はドイツではそんなことはなくて、南に行けば行くほど標高が高い場所が増えるので、南のほうが寒かったりするのです。

ご覧ください、このめちゃくちゃな気温の変化を。7月終わりの天気予報です。この日中最高気温15度の日に、わたしはウルトラライトダウンみたいな薄いダウンジャケットを着ているおばさんを見ました。

でも基本夏で日差しは強いので、雲が途切れたときの日差しの暑さってすごいです。

ある夏の週間天気予報

関東の人なら軽井沢とか長野や群馬などの山の避暑地の気候を想像していただくと分かりやすいのではないでしょうか。朝晩寒くて秋が早いです。

夏のドイツに来るならば

子連れで夏のドイツに来るなら、サンダルなどの夏の靴以外に必ず普通のスニーカーを用意してあげてください。気温10度以下でサンダルなんか履いていたらすごく冷えます。日本と違って石畳で足が疲れますからおしゃれよりも履きやすさ優先の靴がお勧めです。

靴や服はドイツでも買えます。特に子供は大人と違ってサイズ選びも困らないので寒かったらドイツで買えばいい、というつもりでいらっしゃるのも大丈夫だと思います。でも普段は日曜にはお店が閉まっているし、小さな田舎町だと専門店のような店しかなかったりもしますし、堂々と昼休みにお店を閉めたりしていることもあるでしょう。

薄手のフリースの上着は軽いし汚れてもすぐ乾くので旅行には特に便利です。その上にさらに1枚着られるジャケットやジャンパーなどを用意しておけばよいかもしれません。

水の出る公園が多い

子連れで公園に行くと水が出るようになっている公園が多いです。せせらぎや噴水になっていてぬれるだけの場所もあるし、そのまま砂場に流れ込んでどろどろになって遊ぶような場所もあります。下が舗装になっている場所はすべってころばないようにクロックスのような滑らない靴を用意しておくとよいでしょう。

砂場で水を流してどろんこになって遊ぶような公園で遊ぶときはそれなりに着古した服で出かけます。水の多い公園では水着で遊ぶ子もいます。新しい服だけでなく汚れてもいい服があると便利です。

替えるときは持ってきた着替え一式に着替えないとバスに乗るのも躊躇するくらいになったりしますから、タオルと着替えを用意して行きます。

噴水では水が飲めるか飲めないかを表示してあります。
Trinkwasser 飲み水
Kein Trinkwasser 飲み水ではありません

小さな子供は水遊び中に水を飲んでしまうことも多いので、飲めない水の場所では気をつけてあげてください。

日本人に人気の南ドイツにあるレゴランドも水遊びのできる場所がいくつかあるので、気合の入った子供たちは水着持参で来ています。水着とタオルと滑りにくい靴があれば完璧です。

夏の日差しは強いので帽子は必須

色の白いドイツ人の子と比べるとそれほどでもないのかもしれませんが、ドイツの夏の日差しはとても強いです。黒い髪は暑くなりやすいような気がします。日よけの帽子を用意してあげてください。

水筒は人数分、なんなら予備の水を

乾燥しているせいか、ドイツに来てからわたしは水を沢山飲むようになりました。子供たちもみんなすごく沢山水を飲みます。午後の公園遊びでも、ひとり500mlくらいは用意しておかないと足りません。

ドイツ人もよくハーブティーやコーヒーなどを飲みますが、いちばん飲まれているのは水だと思います。子供たちも普段は水を飲む子がほとんどです。ドイツでは普通に水道水が飲めます。

スーパーやパン屋さんでもペットボトルの水やジュースは売っています。普通はボトルにデポジットがついているのでボトルはスーバーなど受け付けてくれている場所に持っていってお金を返してもらってくださいね。

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