蜂だらけ、ドイツの遊園地-レゴランドが怖すぎた話

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昨日南ドイツのStuttgartとMünchenの真ん中くらい(ややミュンヘンより?)にあるレゴランドに家族で行ってきました。レゴランド自体のことはまた改めて別の機会に書きたいと思っているんですけど、楽しい遊園地で一番記憶に残ったのは・・・蜂でした。

ドイツのレゴランド

ドイツに多いWespeという小型のスズメバチみたいな蜂がそこらじゅうでブンブン飛んでいて、フローズンアイスの自動販売機が並んだまわりなんて30匹くらいの蜂がたかっているのを見ました。あれは一体どうやって出して、どうやって食べるんでしょう。無理してがんばっても、蜂がたかってまるでクマが蜂の巣を襲っているみたいな状態になりそうです。事実だれもフローズンアイスに手をだしていませんでした。

隣のベンチでサンドイッチを食べていた家族のママは、あまりにWespeが寄ってくるので後ろの植え込みにアップルジュースを少し撒いていました。Wespeがジュースに惹かれてそっちに行くように。なるほど、いい考えですね。

列に並んでいるときもブンブンと寄ってくるので、すぐ前に並んでいた子が帽子を脱いだりかぶったりしていたため運悪く頭を刺されて泣き(帽子に蜂が入ってしまった)、別の乗り物に並んでいると、4歳くらいの子が泣きながら降りてきて、パパが皮膚に残った蜂の毒を絞ってるみたいでした。自己注射薬も使っていたようでしたからたぶん蜂の毒にアレルギーのある子なのだと思います。

でもそんなお子さんを連れてそこにいてはいけないんじゃないかというくらい、夏のレゴランドは蜂(Wespe)だらけだったんです。

確かにドイツは以前から夏の間は蜂が多いと思うんですけど、ネオニコチノイド系の農薬使用が禁止されたので蜂が増えたのか、元々遊園地に多いのか。まわりでは遊園地で蜂に刺されたという子がやたらと多いです。

先週も近所の遊園地に家族で行ったご近所さん、5歳の女の子ですけど腕を2箇所刺されて、、、という話を聞きました。この子もアレルギーがあって刺されたところがひどく腫れたので、Fenistilの飲み薬と塗り薬を両方使ったそうです。

わたしは蜂に刺されるとすごく腫れるのでそれが当たり前だと思っていましたが、ドイツで蜂にさされた子供を近年よく見るようになって、あまり腫れない人が多いのに驚きます。刺されたときは痛がるのですが、薬もなく、治療をしなくても大して腫れもせず、1時間もすれば元気に遊んでいたり。わたしなら5日間ぐらいは日常生活に支障が出るぐらい腫れて痛みます。

Wespe以外にもいま花が混じった芝生の上にはミツバチがもぐりこんでいることが多いので、裸足や足の見えるサンダルを履いていると気をつけないと刺されます。特に茎の短いシロツメ草がたくさん咲いている芝生は要注意です。

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