自分の子供が他の子供の誕生会に呼ばれると、誕生日プレゼントを持って行きます。プレゼントの相場は年齢や誕生会の内容にもよりますが、幼稚園の子で自宅でやるなら、うちの子供達の周辺のプレゼント相場は大体10ユーロ前後。7ユーロ以上、13ユーロ未満ぐらいが常識的な感じです。
招待状に具体的なプレゼントの指示がない場合(けっこう多い)は、子供本人や親にプレゼントで欲しいものがあるかを聞くんですけど、何年か前に、「グルプシーが欲しい!」という答えが返ってきて、わたしは何のことか分かりませんでした。
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Glubshiというぬいぐるみ
グルプシー(Glubshi)というのは、こういう大きなキラキラの目がついたぬいぐるみのこと。うろ覚えですが、3〜4年ぐらい前からお店でよく見かけるようになり、今も幼稚園児や小学生、主に女子に人気です。
Tyの公式ウェブサイトより
https://www.ty-world.toys/de/beanie-boo-s/
ギムナジウムに通う、日本では小学校高学年にあたる女の子に、「こんなのまだ好き?」って聞いたら、「うーん、好きな子もいるかもしれないけど、わたしはちょっと欲しいとは思わない」という答えでした。
本当の名前はTy社のBeanie Boo’s
Glubshiというのは発売元が名付けた正式な名前ではなくて、ニックネーム的に呼ばれてるっぽいです。その根拠としては、本家サイトのどこを探しても、Glubschiとは書かれていません。Beanie Boo’sシリーズとして紹介されているので、これが公式の名前です。
Glubschiの意味
ドイツ語ではAugeやPupilleという単語の意味が、目玉とか、虹彩とか、黒目とか、とにかく目を意味しますが、たぶんその口語のGlubscherという単語から来ています。
最初に見て印象に残るのは、キラキラの大きな目なので、あえて日本語にするなら「目玉ちゃん」とか「ギョロちゃん」的なニュアンスと言えるんじゃないでしょうか。(適当)
Glubshiにはサイズがあります
幼稚園の子供の誕生会に持っていくサイズは値段的に15センチが普通です。このサイズだと大体8ユーロぐらいで、それにちょっとオマケ的なプレゼントをつけてちょうどいい値段。
- 15cmタイプが標準的
- 23–25cmのタイプがちょっと大きめ
- 33cmのタイプがかなり大きめ
- 特に人気がある種類のみ、42cm、72cmの巨大なタイプも
- (追記)もっと小さいタイプ、ツムツムみたいなタイプも最近(2018年11月)見かけます
オンラインショップなどで買うときは、大きなサイズがSALEで小さいサイズよりも安くなっていたりするので、サイズに気をつけないと届いてから大きくてビックリしてしまうかもしれません。
うちにある最大サイズは33 cmですけど、大きくなると目玉も大きくなって、ギラギラの目玉がますますぎょろり目立ってすごい迫力です。最初はどのサイズもあまり可愛いとは思えませんでしたが、最近は見慣れてきたせいか、15cmサイズぐらいまでなから可愛く見えなくもありません。巨大なのは・・・微妙です。
話題がそれつつありますが、その他けっこう可愛い小物もあります。
- 小さなキーホルダータイプ(バッグにつけたりします)
- お財布タイプ
- バッグタイプ
- スマホやタブレットのホルダー
など、ぬいぐるみ以外にもバリエーションが広がっている様子。公式サイトを見てると、ツムツムみたいなタイプとか、田舎町の店舗では見たこともないようなモデルも発売中らしいです。
Ty公式より https://www.ty-world.toys/de/ty-fashion/
お店に置かれるようになった最初の頃は奇抜な色柄がやたらと目立っていましたが、探すと普通の動物っぽい種類もけっこうあるんですよね。こういうお財布とかは小さな子が持つときっと可愛いです。
Tyは元々手頃な値段のぬいぐるみの会社
公式サイトを見ても、グルプシーが大人気ですっかり元々のヌイグルミの影が薄くなってる印象になっちゃってますけど、Tyの普通のぬいぐるみはお手頃価格でけっこう可愛いんですよ。
Ty公式より https://www.ty-world.toys/de/classic/
他のメーカーのGlubshi (追記)
Tyが元祖なのかもちゃんと調べていないから分からないのですけど、最近ではTy以外のメーカーも似たようなギラギラの大きな目のぬいぐるみを出しているようです。
取引先の関係なのか、オモチャを扱っている地元のMüllerではTy製品のGlubshiじゃない別の会社のものしかありません。
わたしから見るとどれも似たようなものだと思っていたら、うちの子供も特にメーカーは気にしていないらしくて親戚にMüllerでまたひとつどこかのを買ってもらって喜んでいました。