海外旅行でスーツをスーツケースにつめる時のたたみ方

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自分の父親が昔スーツケースに荷物を入れて海外に行くような時代には、スーツケースの内側に専用のハンガーが取り付けられるようになっていて、そこにスーツをかけて荷物を詰めるようになっていました。いくらスーツの肩に他の服などをつめてつぶれないようにしても、あれではシワになって困ったんじゃないかしら、と今更ながら思います。荷物をつめるのは母だったので、たぶん母が工夫をしたのでしょう。わたしが出張のときはジャケットの肩や腕の部分に丸めたバスタオルや他の着替えを詰めてたたんで鞄に詰めてシワにならないように工夫していました。

スーツケースにスーツをつめる

夫は時々スーツケースにスーツをつめて旅行に行くのですが、自立したタイプのドイツ人の夫なので、旅行に荷造りは自分でやってもらえます。スーツはお店で買った時にもらうようなハンガーにかけてカバーをして、みたいなままでスーツの中に他の洋服で厚みをつければわりと綺麗に運べますが、それだとかなり場所を取ります。体も大きいですからスーツも大きいし、スーツのときに履く革靴がとにかく大きくて重い。そのままスーツ着て革靴も履いて行けば?と言いたくなりますが、ドイツ国内の旅行でもそのほうがスーツにシワが寄るでしょうし、靴だって29センチとかの人はスニーカーですら重い。

ですからスーツのカバーとかハンガーとか余分なものは持っていきたくありません。スーツをたたんで他の旅行の荷物と一緒に効率良く鞄につめるのにとても分かりやすくて便利な動画があります。

スーツケースに上手にスーツをつめる方法

気をつけて丁寧にたたまないといけませんが、スーツケースに沢山荷物をつめすぎなければこれはとてもいいやり方。場所も有効に使えます。出張や旅行でスーツを持っていくときは、男性だけでなく女性用のスーツやのジャケットやブレザーにも使える方法ですから覚えておくと便利です。

スーツケースにつめるときは入れる場所に注意

これは荷造りするときの基本ですが、スーツケースはつめた後に縦にして車輪で転がします。ですから、重いものや押されても大丈夫なものを車輪の近くに、軽い物、繊細なものを車輪から遠くに詰めます。隙間なくぎっちりに詰めたスーツケースでなければ、長時間縦にして転がせば、お弁当の「寄り弁」みたいに上の部分に隙間ができます。スーツのようにしわをつけたくない物は車輪から遠い部分で上から重い物が押さない場所につめます。

液漏れ、におい移りなどにも気を配る

同じスーツケースに瓶詰めや、香水など食品や化粧品などで液漏れする可能性があるものを一緒に詰めるときは、必ずビニールのジップロックなどに入れて、仮に漏れたときに他のものが汚れないようにします。普通は漏れない容器でも、飛行機の中で気圧の変化に晒されるともれることもあります。大事なスーツにシミをつけてしまったら大変。わたしは日本からのフライトで味噌が漏れて、2重に袋に入れておいてほんとうによかった、と思いました。

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同じように、チーズやサラミなど匂いの強いものを一緒に入れるときもきちんと密封して匂いがもれないようにしないと、他のものに匂いがうつってしまうことがあります。知人はフランスから日本に買えるときにスーツケースを紛失されて、1週間後に自宅に届いた時には中に沢山入れていたチーズが腐って大変なことになりました。中の荷物もスーツケース本体もすごい匂いだったそうです。

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直前につめて、ついたらすぐに荷解き

スーツケースに入れる時間が長ければ長いほど中の洋服にもしわやくせがつきやすくなります。つめすぎない、ということも大事ですが、繊細な洋服は、旅行の前日ぐらいに詰めて、目的地についたらすぐにスーツケースから出してハンガーにかけるなどしてなるべくよけいなしわがつくのを避けます。

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