赤ちゃんや幼児と飛行機で快適に旅行するために大切なこと

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妊娠中のフライトはママの体調に不安があったり、後期で予定日ぎりぎりになってくると特別なケースでないと飛行機に乗らせてもらえなくなったりします。飛行機の中でお産が始まったら大変ですからね。

でも出産してしまえば妊娠中ほどリスクがないので、生後1ヶ月ぐらいでも赤ちゃんを連れて飛行機に乗ることはできます。旅行で遊びに行くような人はそんな時期にわざわざ飛行機に乗る必要もありませんが、家族の事情でそんな移動が必要な人もいます。

わたしはそんな小さな赤ちゃんを連れて飛行機の旅をしたことはありませんが、生後12ヶ月以下の子供を連れてのドイツ-日本間の長距離国際線はのフライトは3回経験していますので、赤ちゃん連れの長距離フライトはそれなりに経験がある、と言えるかと思います。

ルフトハンザの旅客機

赤ちゃん連れで楽に飛行機の旅をするためには、準備の段階から待ち時間の過ごし方やフライトにもいくつかポイントがありますので、それをご紹介します。

旅行計画やフライト予約の段階で気をつけたいこと

仕方がなくフライトの時期や時間が調整できない、という場合はそれに合わせるしかありませんが、時期や時間が選べるのなら、旅行計画の段階から子供連れに合わせたプランにすることで避けられるストレスがあります。

旅行に連れていきやすい赤ちゃんの月齢

赤ちゃんが小さいうちはお腹がふくらんでいれば、ぐっすりまとめて寝てくれる可能性が高いです。そういう意味では月齢は小さいほうが楽なのですが、産後のママの体の回復もありますし、母乳の場合は授乳がうまく軌道に乗ってからの旅行でないと大変なストレスになるでしょう。

お産は実際に過ぎてしまわないと、その後のママの体調は分かりませんが、ほとんどの方は産後3ヶ月ぐらいなら授乳も赤ちゃんとの生活にも慣れてくるはずです。最初の2ヶ月ぐらいで赤ちゃんはぐんぐん成長するので、生後3ヶ月ぐらいになると赤ちゃんの体が大きくなってだいぶしっかりしてきます。里帰り出産などの帰りのフライトは赤ちゃんの月齢2ヶ月以降、できれば3ヶ月ぐらいがおすすめです。

旅行に連れてくのが大変な年齢

逆に、長時間のフライトが大変な時期というのもあります。特に体を動かすことが大好きで元気な赤ちゃんは、ハイハイ、つかまり立ち、と動けるようになるたびにフライトが辛くなってきます。個人差が大きいのですが、いちばん大変なのは1歳前後~1歳半ぐらい。元気な子は2歳、3歳でも大変です。

なぜ動いてはいけないのか分からない。なぜシートベルトを締めて座っていなければいけないのか理解できない。動きたい、歩きたい、遊びたい、でイライラして大声で泣き叫んだりします。

2歳までは赤ちゃん料金で安く飛べるので、2歳になる前に飛びたい、というのは最もな理由です。でも元気な子の1歳~2歳頃のフライトは大変なことが多いです。3歳以降のおむつは外れたけれど、ひとりでトイレに行けない年齢もトイレが意外と大変です。

それでも4歳、5歳と大きくなってある程度座って遊んだりお絵かきしたり、モニターで映画を見たりするのが楽しめる年齢になるとかなり楽になってきます。5歳、6歳なら最初にトイレのドアやボタンなどの使い方を教えてあげれば自分でトイレに行ける子も増えてきます。

フライトの発着時間を赤ちゃんの睡眠に合わせる

最初にチケットを買う前から気をつけたいのが赤ちゃんの睡眠の時間と、フライトの発着時間。当たり前ですが、赤ちゃんが日中にまとめて寝てくれる時間、というのが決まっていればそれにあわせるのがいちばん。そして夜から明け方にあたる時間も静かに寝てくれる可能性が高いです。

バシネットを予約しておく

航空会社によってバシネットの使用期間は違っていて、ルフトハンザはバシネットも金属製でがっしりしていて生後12ヶ月ぐらいまではほぼ確実にバシネットを使わせてもらえます。他の人の話ではもっと大きな子でもOKだったという話もあります。

ですが、バシネットの仕様や規格は各航空会社によって違っています。お座りができたら危険なので使えない、と言う航空会社もありました。基本的にバシネットは生後10ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんのものだと思っておくとよいかもしれません。

実際に予約していても、赤ちゃんがとても大きかったり、1歳を過ぎていたら使わせてもらえない航空会社もあります。それでもとりあえず予約できる月齢の赤ちゃんを連れてのフライトであれば、ダメもとで予約だけしておくとよいでしょう。

バシネットを断られる場合でも、機内で少しでも楽に過ごせるように、赤ちゃんの座席を購入していない時でも隣の席を無料で確保してくれたりすることもあります。これは空席があって座席に余裕がある場合だけですが。でも、子連れ、しかも複数の乳幼児を連れていると客室乗務員たちは同情してくれて、親切なことが多いです。(そうでない事もたまにありますが)

バシネットは生後半年を過ぎると寝かせても嫌がって泣く子が増えてきます。起きていて嫌がっているのに無理に寝かせようとすると警戒してよけいに寝てくれなくなるので、嫌がっている気配があれば完全に寝落ちしてからそーっと静かに寝かせるほうがよいでしょう。

バシネットを設置していると席を立つときに少々邪魔ですが、あったらあったで荷物置き場としても使えるので赤ちゃんが中で寝てくれなくてもバシネットの存在自体にはそれほど困りません。

実際の旅行の時に気をつけること

赤ちゃんの好きなときに寝かせない

車や電車で移動をしている最中にぐっすり寝てくれる赤ちゃんも多いです。飛行場への道や、飛行場での待ち時間にぐっすり眠られてしまって、フライトの最中に泣き叫ぶなんていうことがないように、フライトの前は可能であれば赤ちゃんをなるべく寝かせないように努力することも必要です。

ひとりめの赤ちゃんだと寝そうになっている子を起こしておくなんて可愛そう、とか思うかもしれませんが、日本ドイツ間の旅は長距離ですから、赤ちゃんの睡眠も大人の事情に合わせてもらうのが少しでも楽にフライトを過ごす重要ポイントとなります。

一度でも子連れで子供がほとんど寝ずのフライトを経験したことがあれば、この大切さが分かると思います。特にドイツから日本行きは時差ぼけもあります。機内で少しでも寝ておかないと子供が日本で毎日夜中に起きて遊びだして、親子揃って1週間~10日ほど時差ぼけに苦しむことになります。

赤ちゃん用の飲み物は機内持込できる

大人の場合、セキュリティ上、水分は手荷物に持っていくことができないのが基本ですが、2歳以下の子供を連れてのフライトでは例外が認められています。今までの経験では2歳以下の子供一人につきボトル2本の飲料が持ち込み可能でした。2歳以上の子供の飲料の持ち込みは認められていません。

持込みの特例は、国によっても異なるかもしれませんし、いつ規則が変わるのか分からないので、かならず旅行の前に、自分の予約した航空会社に規則を確認してください。

離乳食は種類があまりないことがある

生後6ヶ月以降で離乳食が必要な赤ちゃんの場合、重いので離乳食をどうするか迷うこともあるかもしれません。離乳食も機内持込ができます。

ベビーフード

普通は長距離のフライトでは瓶詰めのベビーフードが用意されているのですが、種類まではわかりません。同じ航空会社でも、ドイツでよくあるお肉入りのものしかなかったり、フルーツしかなかったりして、種類がほとんど選べないことがあります。

何でも食べる、というお子さんならよいのですが、好き嫌いがはっきりしている子の場合は食べなれている物を何か用意してあげたほうが安心です。繊細な子は初めて食べるベビーフードでお腹がゆるくなったりする子もいますから食べなれた物が用意できのであれば、それがいちばんです。

抱っこしないと泣き止まない場合に備えて

バシネットを取り付けてもらったのに、赤ちゃんが泣いてちっとも寝てくれないというときに活躍するのが抱っこ紐。旅行にはエルゴベビーキャリアのように赤ちゃんを抱っこしたら両手が自由になるタイプが移動中にも便利です。

移動の時にはバギーやベビーカーもよいのですが、機内ではベビーキャリアしか使えないので、わたし的には子供が2歳半ぐらいまではベビーキャリアはフライトのマストアイテムです。赤ちゃんを手ぶらで抱っこしているのと比べて負担がぜんぜん違います。うちはけっこう機内で泣かれたし、ドイツ、日本間のフライトは長時間なのでこれなしには無理です。

子供の為に準備する持ち物

  • 十分な数のおむつとおしり拭きを小さなバッグに入れて
  • 必要なら哺乳瓶と粉ミルク(お湯はもらえます)や離乳食
  • クラッカーやクッキーなどの軽食
  • 着替えと寒い時の上着(フリースが軽くて暖かいので便利)
  • 抱っこ紐
  • 必要ならバギー
  • 飲料(2歳以下は2本までOKですが、利用する航空会社に要確認)
  • おもちゃ(音の鳴る電話のおもちゃぐらいの音量なら飛行機の中はモーター音がうるさいので使っても気になりません)
  • お気に入りのタオルやぬいぐるみがあれば機内に手荷物として持参する

フライトの心構えと注意事項

赤ちゃん連れのフライトはとても疲れるし、気も使います。嫌な目で見たりする人がいたり、家族連れに冷たい周囲の客がいることもあるかと思いますが、そればかりは仕方がありません。基本的に客室乗務員は子連れの家族には親切です。

泣いたり、うんちの匂いをさせたり、吐いたり、こぼしたりするのも想定内。特に生後10ヶ月以降ぐらいになると大変ですから、1時間でも2時間でも寝てくれたらラッキーぐらいな気持ちでいるとがんばれるかもしれません。

気圧の変化による耳の痛み対策を

離着陸の時には耳に圧がかかって、痛がって泣く子がいます。自分が耳に違和感を感じるようになったら、乳児ならミルクや母乳を与えると空気が抜けやすくなります。もう少し大きな子供なら、離着陸の時にガムなどを与えるとよいでしょう。

乗り物酔いは離着陸時、特に着陸時に要注意

赤ちゃんでも乗り物酔いをする子は離着陸のときに気分が悪くなって吐いてしまうことがあります。準備をしていないで吐かれると服が汚れたりして後の処理が大変になるので、袋を用意してもしもに備えておきましょう。赤ちゃんなら泣くかもしれませんし、幼児なら顔色が悪く、無口になるかもしれません。

元々乗り物酔いが分かっている子なら、機内のオレンジジュースを飲ませるのはやめましょう。乗り物酔いには炭酸水やコーラが効くという人も多いので、炭酸が好きな子供なら飲ませてあげましょう。

満腹すぎても空腹すぎても乗り物酔いはきつくなりがちです。適度に食事をするように気をつけてあげます。機内食はあまり期待できないので、自宅からサンドイッチやオニギリやカットしたフルーツなどを持参するのもありだと思います。(機内で食べる分には持ち込みしても大丈夫です)

3歳過ぎで普段はバギーには乗らない子供でも

日本での移動が車やバスならよいのですが、電車で移動するのであれば普段バギーに乗らないような子でもバギーが必要になることがあります。

機内でほとんど眠らなかった子供は、日本に到着して地上に降りたらさすがに眠くてたまらなくなります。そんなときにバギーに乗せるとそのまま熟睡、というパターンが多いのです。

ベビーキャリアとバギーの両方を持って行って、移動の時には2歳の子をバギーに乗せようと思っていたのに、4歳の子供がバギーで寝てしまって2歳児をベビーキャリアで運んだ、という友人もいます。

電車移動が分かっていて、3歳や4歳でまだ乗れるバギーがあるのであれば、持っていると便利な場合がありますので検討の余地ありです。

空港宅急便を上手に利用

少しでも節約したい、という方もいるかもしれませんが子連れで大きなスーツケースを持ってバスや電車で目的地まで移動するのは大変です。

無理をしないで空港から発送したり、空港で受け取ったりできる宅急便を上手に利用しましょう。特に電車の移動が通勤ラッシュの時間に当たる場合は、小さな子連れかつ大きなスーツケースでの移動は自分も周囲も大変です。

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