海外SIMフリースマホ(アンドロイド)の機種変更

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先日、メインで使っている携帯の機種変更をしました。アンドロイドからアンドロイドで同じ番号・同じSIMのままの機種変更です。iPhoneのデザインとカメラは魅力的ですが、指紋認証とかUSB-CとかPCとのデータのやりとりとか、アンドロイドが使いやすくて離れられません。

前回もこれでいいのか?と思った記憶があって焦ったのと、次にまたドイツで機種変更をするときの自分のメモとして注意点を書き出しておきます。

ドイツ在住の方、海外在住の方の機種変更の際に誰かのお役にたつかもしれませんが、使用アプリや機種などの条件が違って役に立たないかもしれません。読む方は自己責任でお願いします。

ラインの旧スマホでの”引き継ぎ許可”設定の場所

これは確か前回もかなり迷ったのだけは覚えていました。ただ、そんな頻繁に機種変更しないからどうやったのか全く覚えていませんでした。わたしの年代だと機種変更のときにラインの引き継ぎを失敗して消えるがちらほらいるので「LINEは要注意」と思って他のアプリより慎重になります。

1.電話番号、メールアドレス、パスワードの3点の大事な設定はOK

2.トーク履歴のGoogle Driveを使ったバックアップも作成完了(アンドロイドだから)

3.「アカウントの引き継ぎの許可」をONにする ←ここが問題

トーク履歴はいろいろ大事な会話があるので引き継ぎたい。なのに引き継ぎ許可が設定できない。設定のどこを探してもこの項目がありませんでした。

LINEを使うドイツ人なんて少ないから普通は日本語で機種変更の際の引き継ぎ情報を調べるので、海外版スマホだと設定が違うとかこういうのほんとに困ります。

わたしがドイツで買った欧州版のアンドロイドスマホでもLINEで「アカウント引き継ぎ」は設定できません。スマホが欧州版だからなのか、Googleアカウントと国がドイツ在住になっているのかはわたしには分かりませんが、とにかく項目がない。

結局そのままそこでSIMを新スマホに差し替えて、アプリでログインしたら簡単に引き継ぎできました。ドキドキしながらやりましたが、日本版にあるはずの場所に設定項目が出なければ「引き継ぎ許可をON」は飛ばしていいみたいです。

WhatsAppの引継ぎ

ドイツでLINE的に使われているWhatsAppの引継ぎもトークも含めて引き継ぐことができます。ただ、こちらでわたしがヒヤリとしたのは、新スマホのほうでログインしたらいままでのやりとりのあった人の名前が表示されずに電話番号になってしまったこと。

最初にログインした際に、データへのアクセス設定で、後で確認してちゃんと設定しようと思ってとりあえずNOを連発したのでそうなってしまったようです。設定の項目からアドレス帳へのアクセスを許可したら以前と同じように名前で表示されました。

これも誰が誰だか分かりにくくなってしまって一瞬焦りました。

オンラインバンキングの認証アプリの承認が不便

こちらは前回の機種変更のときにはまだアプリ認証じゃなかったので全く思いもしませんでした。わたしのドイツのメイン銀行はオンラインバンキングの際にアプリ認証が必要です。他の方法はないことはないけど現在は不便で実質アプリ認証以外は使えません。その大事なオンラインバンキングのためのアプリを認証するために、電話番号が同じでも新スマホでアプリの設定をして

郵便で確認コードを受け取る

という作業をしないとオンラインバンキングが使えません。ペイパルとかは普通にSMSでコード送って認証してOKなのに、なんとまさかの「郵送したコードを入力」。

郵便で確認コードを受け取るまでは、オンラインバンキング使えません。

相方は違う銀行なのですが彼も「そういえば自分が機種変更したときもそうだった!」と言っていたので、この面倒なことが起こる可能性はわたしの銀行だけではないみたいです。

認証アプリの承認をどうやってリクエストしたのか実は適当にやってしまって覚えていませんが、オンラインバンキングからやったのか、新スマホのほうからやったのか、とりあえずオンラインバンキングの認証設定に新スマホの登録番号が現れ、3日後ぐらいに郵送で自宅に届いたコードを入力したらすぐにアプリが使えるようになりました。

たまたま急ぎの振込とかなかったものの予想外のアナログぶりに昔のドイツ生活の隅々までの不便さを思い出して懐かしさすら覚えました。

というわけで、次回の機種変更の際には、SIMカードを差し替える前に「銀行の認証アプリの機種変更の手続きを済ませる」ということをここに記しておきます。

システムの言語によってアイコンが変わるアプリがある

LINEの設定で引き継ぎの項目を探し回った際に、日本語なら見つかるかと思ってスマホのシステムの言語設定を日本語にしたりドイツ語にしたり何度か変えてみました。

すると、パスポート写真を作成してくれるアプリや、子供が好きで入れている大人の塗り絵っぽいアプリのアイコンの絵が言語によってかなり変わることが分かりました。開けば言語が変わっても中身は同じっぽいのに、アイコンの雰囲気が全く違う。あまり意味があるのか分かりませんが、これは特に意味はないんですが今回の新しい発見でした。

ドイツのeBayとかAmazonの出品者にはタチの悪いショップもあるので、相場より安い価格の出品は要注意です。詐欺や無責任ショップは以前に何度か関わってしまったので、携帯はもう地元に実店舗のある携帯・家電ショップとか信頼の高いオンラインショップとかメーカー直売とか確実なところからしか買いません。

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