日本で有名なドイツの木のおもちゃのメーカーはいくつかありますが、日本で有名だけど、ドイツではあまり知られていないメーカーもあります。HABAはそういう感じではなく、ドイツでもかなり有名なのではないかと思います。積み木やベビー用の木のオモチャ、ビー玉ころがし(クーゲルバーン)、人形用の木のベビーカー(手押し車)などがドイツ本国ではよく見かけます。
HABAといえば木のおもちゃ
HABAは南ドイツのバイエルンの会社です。積み木セットを買ったらヒビが入っているパーツがあったので、メールをしたのに返信がなく、電話で確認したらメールが届いていなくて、などというやりとりがあったのですが、親切に(ドイツのレベルで)送料むこう持ちでドイツ国内にかわりのパーツを送ってもらえました。バイエルンの訛りは強いのですが、電話で対応してくれた人のドイツ語がものすごく訛っていてびっくりしました。聞き取れてよかったです。
JAKO-Oという子供服と子供用品のオンラインショップ
最初はおもちゃ屋さんでよく見かけるHABAとJAKO-Oが同じ系列の会社だというのは知らなかったのですが、JAKO-OはHABAの通信販売のための会社だそうです。言われてみれば明るい虹色の色使いなどがよく似ています。
JAKO-Oをドイツ語読みするとヤコオとか、ヤコオーなのですが、実際はジャコオとかジャコオーという感じで発音します。
木のおもちゃのHABAと同じ系列とあって、ナチュラルとかエコとかオーガニックが好きな人に受けそうなアイテムが揃っています。
子供服は定番商品もあって、作りがしっかりしているので人気があります。主に赤ちゃんから幼稚園ぐらいの子供のおもちゃ、服、家具、文具、鞄、雑貨などを幅広く扱っています。どれもカラフルで色合いが独特なので、タグを見なくてもJAKO-Oの服かな、と分かることもあります。
洋服の価格帯はH&MやC&Aファストファッションと比べるとかなり高めで倍ぐらいのアイテムも多いのでやや高級なイメージがあります。でもおしゃれ着というよりはしっかり丈夫な遊び着。スキーウェアや雨の日の外遊び用のレインパンツなどが充実しています。カラフルな冬用のマフラー、手袋、帽子などのオリジナル製品も人気です。
HABAの木のおもちゃも高価ですが、人気アイテムはebayなどでけっこうな高値で取引されています。状態のよい木のおもちゃは、物によっては新品の半額以上の値段になるアイテムもあります。使わなくなった後にフリマやリサイクルショップで売るにはよいブランドです。
JAKO-Oは実店舗もドイツ各地に
オンラインショップだけでなく、JAKO-Oは実店舗も展開していて、数はそれほど多くはありませんが、ドイツ全国に現在8店舗、アウトレットが1店舗営業しています。
引用:http://www.jako-o.de/